イオン銀行住宅ローンは、イオングループならではの日常生活においてメリットが多い住宅ローンです。
日常生活でイオンを利用される場合、完済までの期間5%OFFになるなど利用者が長期的に無理なく返済できるようなサービスが充実していることや、がん保障付団信が割安で利用できること、イオンゴールドカードセレクトが発行され国内・海外旅行時の旅行傷害保険を利用できるなど付帯サービスも充実しています。
さらに全国のイオン銀行の店舗で365日対面相談ができるなど平日忙しい方も利用しやすい特徴があります。
しかし、事務手数料が高くないことや11年以上の固定期間選択型住宅ローンを取り扱っていないなど、希望するプランがなく利用できない場合もあり事前に把握していないと時間を無駄にしてしまい後悔してしまうことも考えられます。
そこで本記事ではイオン銀行住宅ローンの金利から新規での利用が向いている人、借り換えでの利用が向いている人の特徴を紹介していきます。
イオン銀行住宅ローンの評判・口コミ
イオン銀行は金利の低さが特徴で、利用者の方も「金利が安いから選んだ」「イオンでのお買い物が5%オフになってお得だから利用した」といった口コミが多く見受けられました。
実際にイオン銀行の住宅ローンに対する口コミ・評判を見てみましょう。
イオン銀行住宅ローンの口コミ・評判
イオン銀行住宅ローンでは、金利の安さやイオンを日常生活で利用する方からはお得に使えるといった評価が高い口コミの一方で、定率型では取り扱い事務手数料が高いなど評価が低い口コミもあり様々です。
まず、評価の高い口コミは以下の通りです。
「11大疾病って、種類多すぎ。
イオン銀行の住宅ローンは、確か、いつでもイオンの買い物5%引きだったか5%バックだかが付いてるので、イオンが近くにあったら、金利以上にお得です。」(X(Twitter))
「イオン住宅ローン契約ゴールドカードの特典、5年間だけだった毎日5%OFFが完済までに特典期間延長したのはまじで英断よイオン銀行。クレカ界隈で5%はでかい。」(X(Twitter))
「イオン銀行で住宅ローンを組んでるからか、普通預金金利がめちゃめちゃいいんよな。(とはいえ、0.05%)ただ置いてるだけの資金とかはこっちに移したほうが多少マシな気がしてきた。」(X(Twitter))
「メインバンクにしています。
自宅近くにイオン・まいばすけっとがありますので、ATMが充実していて便利です。
入金・出金ともに終日無料なのが魅力的。
数年前住宅ローン相談した時の担当女性は誠実で丁寧なお仕事でした。
今後もお世話になります!」(みん評)
イオン銀行住宅ローンについては、イオングループでの5%OFFやゴールドカード特典、イオン銀行の金利アップ特典が評判を集めています。
さらに、変動金利の低さ、対面・非対面いずれもスタッフの対応の良さが評価されているようでした。
他方で悪い内容の口コミは以下の通りです。
「転職して2か月だけど、風邪引いて家で暇なので住宅ローンの仮審査を3つ出してみた。イオン銀行はそもそも勤続6か月未満だと申し込めず。ふむふむ」(X(Twitter))
「住宅ローンの事前審査で地銀、イオン銀行に申し込みしたけど入力が超めんどくさい」(X(Twitter))
「組んだローンの契約内容しっかり見た方がいいです
私は何度か乗り換えしてますが最後に乗り換えたイオン銀行の住宅ローンは支払いが滞ると残金一括返済でした
容赦なしです」(X(Twitter))
「担当してる人がローンの条件を理解しておらず、質問しても本部からの回答待ち、審査に時間ばかりかかってしまう。審査完了してから後出しでこの書類が無いとか言い出す始末。普通の銀行のが良かったかも。」(みん評)
勤続6ヶ月未満では申し込みすらできない点や申し込みの面倒さ、支払いが滞った時に一括返済を迫られる点で不評のようです。
口コミ・評判から解説!イオン銀行住宅ローンは後悔しないって本当?
イオン銀行の住宅ローンについて調べていると、「後悔しない」という口コミもありますが、果たして本当なのか気になりました。
イオン銀行が提供している住宅ローンの特徴を把握し、他の金融機関が提供している住宅ローンと比較できている方は後悔しないと考えられます。
実際、イオン銀行の住宅ローンは完済までセレクトカードのクレジットカード払いで毎日5%オフになることや、物件価格の80%以内での借入の場合、変動金利が0.38%になるなど利息を抑えお得に利用できるサービスが充実しています。
さらに、もしもの時に備えておきたいガン団信を(年利0.2%)で付帯できるなど付帯サービスが充実しています。
2023年おオリコン顧客満足度調査では変動金利・付帯サービスの部門でNo. 1の評価がされています。
食費・医療費・日用品など毎月75,000円利用される方では、5%オフで毎月3750円お得に利用でき、35年間で157万円お得になります。
しかし、イオン銀行の住宅ローンで発生す融資事務手数料は安いとはいえず、借入金額に対する2.2%の定率型もしくは110,000円の定額型が用意されています。
SBI新生銀行の事務手数料が55,000円であることからも、劣ってしまいます。
また、イオン銀行の住宅ローンは低金利の部類に分けられますが、ネットバンクの住宅ローンに比べると若干高いと感じる方も多いです。
そのため、日常的にイオングループで買い物をされる方やもしもの時に備えておきたいからからは後悔することなく利用できていると感じられる方がいると考えられます。
イオン銀行住宅ローンの団体信用生命保険について
万が一の時に備え、あなただけでなく家族を守ためにも住宅ローンに団体信用生命保険が付帯しているか、どこまで付帯しているかを慎重に比較することは欠かせません。
病気や怪我もしくは万が一、住宅ローンを契約している人が亡くなってしまった時に、住宅ローンの支払いを代わりに行ってくれつつ住宅を守れる保険で、もしもの時に家族が困らないためにも住宅ローンを選ぶときに自分に合った団信が付帯しているか検討することは大切です。
イオン銀行の住宅ローンでは、一般団信に加え全疾病団信・がん保障団信、脳卒中・急性心筋梗塞などの3大疾病、5つの重度慢性疾患に対する保障が付帯している8疾病保障付団信の中から選択して利用できます。
さらに、自然災害などで自宅に住めないようなことが起きても、住宅ローンの返済額を最長6ヶ月間保証してくれるなど万が一の時に心強い保証が充実しています。
イオン銀行の住宅ローン金利
住宅ローンの銀行選びでは金利を比較することが欠かせません。
上記のように、物件価格に対する借入金額の割合に応じて金利が多少変動しますが、金融機関全体から確認しても0.38%は低金利であるといえます。
イオン銀行の住宅ローンの金利を他の金融機関とで比較してみましょう。
他の金融機関との金利比較
まずイオン銀行住宅ローンの金利を他行と比較します。
変動金利 |
当初10年固定 |
|
イオン銀行 |
年0.380% |
年1.390% |
auじぶん銀行 |
年0.319% |
年1.095% |
三菱UFJ銀行 |
年0.345% |
年1.120% |
千葉銀行 |
年0.625% |
年1.710% |
楽天銀行 |
年1.200% |
年2.505% |
上記からわかるように、メガバンク・地方銀行と比較してもイオン銀行の住宅ローンの金利は低い部類に入ります。
しかし、ネット銀行の中でも特に金利が低いとされているau じぶん銀行に比べると若干高めに設定されています。
イオン銀行を借り換えで利用する場合の金利
毎月の返済額・総返済額を減らしたい方や団信など保証を手厚くしたい方は、既存の住宅ローンから別の金融機関へと借り換えを検討している方もいらっしゃると思います。
イオン銀行の住宅ローンでは、変動金利で0.38%、当初10年固定金利プランでは1.39%と低い金利での借り換えが実現可能です。
一般的に固定金利では2.0%〜2.5%で提供されていることが多いことからも、特に固定金利では借り換えによる恩恵を感じやすいといえます。
イオン銀行住宅ローンの特典
イオン銀行の住宅ローンは契約者の方がお得に利用できるサービス・特典が充実し、以下のものが挙げられます。
- 完済するまでイオングループでの買い物がクレジット払いで5%引き
- 全疾病団信をはじめ4種類の団信(団体信用生命保険)を用意
- 居住不能信用費用保険
- 保証料が無料
- インターネットバンキング利用時の一部繰上返済手数料が無料
なおより詳しい内容は次章で解説しますので、ぜひ参考にしてください。
イオン銀行住宅ローンのメリット
これから住宅ローンを利用しながら住宅を購入しようと検討している方は、様々な住宅ローンのメリット・デメリットを金利や付帯サービス、借入条件などから比較し、どこから借り入れるか検討されるはずです。
住宅ローンは途中で借り換えによって別の住宅ローンに変更することもできますが、一般的に数十万円〜数百万円といった借り換え手数料が発生するため、最初の住宅ローン契約は特に慎重に行いたいです。
イオン銀行の住宅ローンにしようかと考えている方、他の金融機関の住宅ローンを利用しようか検討している方はそれぞれのメリットを把握し、どこが自分にとって最適な住宅ローンになりそうか確認してみてください。
全疾病団信が上乗せ金利なしで利用できる
イオン銀行住宅ローンのメリットの一つ目は、全疾病団信が上乗せ金利なしで利用できる点です。
「全疾病団信」とは、全ての病気・けがに見舞われて一定期間仕事ができなくなった場合に保障される団信を指します。
全疾病団信では病気やけがが理由で15日にわたって就労できない場合、その月のローン支払い分が保障されます。
さらに回数制限がなく、怪我で一度利用したけど病気になってしまい支払いが困難な方も再度利用することができます。
加えて、病気やけがによって働けない状態が1年以上続けば、住宅ローンの残債が0となります。
治るまで数年かかるような難病や怪我に見舞われた場合でも、住宅ローンの返済を気にするこなく治療に専念できる保障が上乗せ金利で利用できる住宅ローンはなかなかありません。
亡くなったり高度障害に陥ったりした場合や、余命6ヶ月以内と宣告された場合も保障され、住宅ローンを契約した本人に万が一のことがあった場合でも、住宅ローンの残債を支払わずに済む分、残されるご家族にとって心配はありません。
諸費用も住宅ローンに組むことができる
次にイオン銀行の住宅ローンでは諸費用を住宅ローンに組み込め、最大で物件価格の105%分まで借りられます。
一般的に住宅ローンの諸費用は物件価格に対して6~10%程度かかるため、諸費用を用意することが難しい方でもイオン銀行の住宅ローンを利用することで頭金の割合を減らして借入れることができます。
具体的な例を出すと、購入予定の物件が2,000万円の場合、イオン銀行では最大2,100万円まで借りられます。住宅ローンの諸費用は6~10%分の120~200万円です。
物件価格を払った後に残る100万円があれば、残り分の負担は20~100万円と軽くできます。
諸費用の借入を専用とした住宅ローンも提供されていますが、住宅ローンに比べ金利が高く設定されていることが多いため、住宅ローンを利用する際に同時に借り入れることで利息を減らし総支払額を減らすことができます。
イオングループでのお買い物が5%オフになる
イオン銀行はイオングループの子会社であることからも、住宅ローンを完済するまでの期間イオングループでの買い物が5%オフになります。
イオンやマックスバリューなど系列店で5%分安く買い物でき、実店舗だけでなくイオンのオンラインショップを利用する際にも適用されます。
仮に毎月5万円買い物した場合でも、毎月で2,500円抑えられ年単位では3万円も割引されます。
注目したいのは、5%オフの特典は他の割引やポイントアップとの併用ができ、イオン会員が5%引きになる毎月20日・30日のお客様感謝デーでは、合計10%引きになります。
ちなみに5%オフの特典を受けるには、イオンカードセレクト(ゴールドカード含む)での支払いが条件になっています。
イオンカードセレクトについては次の項で紹介していきます!
イオンゴールドカードセレクトが発行される
イオン銀行の住宅ローンを利用した場合、イオンゴールドカードセレクトが無条件・無審査で発行されます。
イオンゴールドカードセレクトはカードショッピングで年間50万円以上など一定の条件を満たす必要がありますが、イオン銀行の住宅ローンを契約すると発行してもらえます。
イオンゴールドカードセレクトを所有していると、下記のような特典があります。
- 国内外に対応した旅行損害保険を利用できる
- イオンラウンジや空港のラウンジを利用できる
- 【2024年3月から開始予定】イオン銀行Myステージでゴールドステージになる
国内外に対応した旅行損害保険を利用できる
イオンゴールドカードセレクトでは、国内外に対応した旅行傷害保険が付いてき、国内旅行では怪我をした場合に限り最大3,000万円、海外旅行で病気・怪我の場合で最大5,000万円まで補償されます。
ちなみに海外旅行の場合は、自宅から国内空港への往復で病気やけがに遭っても補償されるため、国内だけでなく世界中を旅行する際に補償されるため、旅行好きの方にとっては安心して使えます。
イオンラウンジや空港のラウンジを利用できる
続いてイオンラウンジや国内の主要6空港でのラウンジを無料で利用できます。
イオンラウンジは100株以上所有している方や年間100万円以上をイオンゴールドカードで利用している方に限定されますが、イオン銀行の住宅ローン契約者は条件なく利用できます。
イオンラウンジは、国内160ヶ所以上の大型イオンモールに設けられている専用の休憩スペースで無料でドリンクを飲めたり、新聞や雑誌を自由に読めたりします。
加えてトップバリュ製品(イオングループのプライベートブランド商品)の試供品もお試しで使えます。
また、羽田・成田・新千歳・伊丹(大阪国際)・福岡・那覇の主要6空港のラウンジを無料で利用でき、飛行機が出発するまでの時間に余裕がある場合にゆったりと過ごすことができます。
年間最大300万円のショッピングセーフティ保険を受けられる
さらに年間最大300万円のショッピングセーフティ保険を受けられます。
ショッピングセーフティ保険とは、購入した商品が事故や盗難に遭った際に補償を受けられる保険を指します。
購入してから180日以内であれば補償を受けられるため、商品が破損したり盗まれたりした場合は早めにカードの窓口まで申し出ましょう。
ちなみに普通のイオンカードセレクトでは、最大50万円までしか補償されません。
ゴールドカード版では通常のカードの6倍もの金額を保証される点でも、住宅ローン契約に合わせて作っておくのがおすすめです。
【2024年3月開始】イオン銀行Myステージでゴールドステージに
他にも2024年3月からはイオン銀行Myステージでゴールドステージ以上が適用される特典も登場します。
イオン銀行Myステージとは、イオン銀行で対象の取引を通じて貯まったスコアに応じて、ステージ別に特典を受けられるプログラムで振り込み手数料が無料になったり、預金金利が上がったりします。
イオンゴールドカードセレクトで適用されるゴールドステージの場合、預金金利は0.05%で、他行ATM入出金手数料と他行への振込手数料が月3回まで無料です。
通常の預金金利は0.001%であることからも、50倍も高くなります。
イオン銀行住宅ローンのデメリット・注意点
これまでイオン銀行住宅ローンのメリットを紹介してきましたが、利用する際に注意すべき点もあります。
ここからはイオン銀行住宅ローンを利用する際の注意点を紹介し、実際にどう対処したら良いのかもご紹介します。
- 11年以上の固定期間選択型住宅ローンを取り扱っていない
- 事務手数料が安くない
11年以上の固定期間選択型住宅ローンを取り扱っていない
まずイオン銀行の住宅ローンでは、11年以上の固定期間選択型が用意されていません。
固定期間選択型住宅ローンは期間が長いほど当初の金利で返済を進めつつ、必要に応じて変動金利に切り替えられるため20年以上や30年以上に及ぶ長期の金融商品を提供している銀行に比べると便利さが劣ってしまいます。
イオン銀行の住宅ローンは固定期間が最長でも10年になっているため、金利の動向に気を使いたくなくできるだけ長い期間固定金利を利用したいと考えている方には不向きです。
対策:フラット35も検討し長期借入を考える
そのため、普段の生活費を抑えることにつながるイオン銀行の住宅ローンの恩恵を受けつつ、11年以上固定金利を利用したいと考えている方はフラット35も検討しましょう。
イオン銀行では短期の変動金利プランだけでなくフラット35も提供しており、長期間にわたり固定金利で返済できます。
イオン銀行住宅ローンでフラット35を利用している場合も完済時までイオングループの割引特典を利用できます。
比較的長期間にわたって固定金利を適用したい場合は、フラット35も考えてみてください。
事務手数料が安くない
加えてイオン銀行の場合は事務手数料が安くない点もネックです。
イオン銀行では借り入れ額の2.2%分か、定額の11万円のどちらかを事務手数料として払わなければなりません。
前者については3,000万円を借りた場合は、2.2%分の66万円かかります。
2.2%は高いと感じる方は定額11万円を適用する手段もありますが、定額にすると適用金利が上がる点に注意が必要です。
他の金融機関では5万円前後の銀行もあり、これらの金融機関の住宅ローンと比べると事務手数料が高いと感じてしまいます。
対策:他の諸費用も含め借り入れて無理なく返済を行う
もし事務手数料が安くない点が気になる場合は、ローンを借りる際に諸費用の分込みで借りるのがおすすめです。
イオン銀行の場合は最大で物件価格の105%まで借りられるため、5%分を諸費用として支払えます。
もちろん無理なく返済していけるように、事前にシミュレーションを使って借りる予定の金額で返済可能な範囲かを確かめるべきです。
イオン銀行住宅ローンの審査について
イオン銀行に限らず、実際にその金融機関の住宅ローンを利用できるのか審査の内容も気になります。
審査で見られる項目を理解しておくことで、申し込みの準備をしやすくなり、事前にイオン銀行の住宅ローンの審査の基本、押さえておくべきポイントを理解しておくことは重要です。
イオン銀行の住宅ローンの審査は厳しい?
審査について考える時、厳しさ(難易度)はつい気にしますよね。
イオン銀行の審査を通過したい場合、下記の条件を満たしておく必要があります。
- 借入時点での年齢が満18歳以上71歳未満で、完済時の年齢が満80歳未満(全疾病団信住宅ローン・がん保障付住宅ローン・8疾病保障付住宅ローンは満18歳以上50歳未満)
- イオン銀行指定の団信への加入
- 安定かつ継続した収入の見込める方
- 日本国籍を持っている、または永住許可を受けている
上記のことからも、イオン銀行住宅ローンの審査は特段厳しいという訳ではないと言えます。
また、住宅ローンの審査は金利が厳しくなるにつれ審査基準も厳しくなるとされています。
イオン銀行の住宅ローンは低金利ですが、最低金利という訳ではありません。
イオン銀行では極端に金利が低いという訳ではないため、審査に通過できる見込みがあり中程度の難易度と考えて良いでしょう。
イオン銀行住宅ローンの審査に落ちる確率とは?
先ほどの理由からも、イオン銀行住宅ローンの審査難易度は中程度であると考えられ、信用情報・収入面・健康状態に問題がなければ審査を通れる可能性は十分あります。
ただし過去に他の金融機関や消費者金融で支払いを滞らせるなどして信用情報に傷がある場合は、審査通過率が下がりやすいです。
住宅ローンなどの借り入れ審査では返済の滞りの心配がないかを重要視される傾向にあり、会社員や公務員の方など安定した収入があるとみなされる方は審査に通過しやすい傾向にあります。
一方、フリーランス・個人事業主の方は経営状態によって収入が変動するとみなされる傾向にあり、他の条件が同じでも会社員の方や公務員の方に比べ審査に通過しにくいことがあります。
イオン銀行住宅ローンの事前審査の申し込み〜融資実行までの日数
イオン銀行住宅ローンの審査は、事前審査と本審査に分けて行われ、事前審査の場合は結果が届くまで3~7日程度です。
事前審査に通過後は本審査が行われ、必要書類を全て準備した上で送付し審査を受けます。
なお必要な書類は以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードから1点)
- 住民票の写し
- 健康保険証
- 収入確認書類
・給与所得者:源泉徴収票・住民税決定通知書または課税証明書
・個人事業主など確定申告が必要な方:所得税の確定申告書および付属明細書・所 得税の納税証明書 - 物件関連の書類:不動産売買契約書・重要事項説明書・建築工事請負書 など
- 団体信用生命保険関連の書類
以上の書類を郵送(インターネット申し込みの場合は送信)してイオン銀行側に届いた後、1~2週間程度で本審査の結果が届きます。
なお必要書類の詳細は、イオン銀行の公式サイトで確認してください。
仮審査の申し込み〜審査結果が出るまでの期間を全体でみると、事前審査の申し込みから最低でも1ヶ月・長く考えて1ヶ月半の期間が必要です。
分譲会社がイオンと提携していると期間を短縮できる
少しでも早くイオン銀行の住宅ローンを利用したいと考えている場合は、イオン銀行と提携している売主分譲会社を利用しましょう。
イオン銀行と提携している売主分譲会社を利用した場合、融資実行まで最短3週間〜平均1ヶ月程度と短縮できます。
イオン銀行と提携している売主分譲会社には、飯田産業や東栄住宅など飯田グループホールディングス系の会社あります。
住宅ローンをイオン銀行で借りると決めたら、飯田グループホールディングス系の会社の物件購入も考えてみましょう。
まとめ
本記事ではイオン銀行の住宅ローンを新規借入で利用する場合の金利、借り換えで利用する場合の金利や特典を紹介してきました。
イオン銀行の住宅ローンを利用している方からの口コミからは、金利が低い、イオングループでの支払いが5%オフになるためお得に利用できる!といった声が多数ありました。
しかし、事務手数料は安くない、11年以上の固定期間選択型住宅ローンを取り扱っていないから長期で固定金利を利用したい人には向いていないかも、、、といった口コミもありました。
デメリットもあるためイオン銀行の住宅ローンの利用をはじめ途中で後悔しないためにも、審査が厳しい?といった声も確認し、自分に合った住宅ローンか比較してみてくださいね。