最近注目を集めている不動産クラウドファンディングですが、「興味はあるけど、どのサービスを選べばいいか分からない」と感じている方も多いです。中でもまにわくは、高利回りでマスターリース契約や優先劣後方式による一定の安心感があることで注目を集めています。
とはいえ、「安全性はどうなの?」「過去の実績は?」といった不安を抱くのは自然なことです。不動産投資は元本が保証されていないため、事前にしっかり情報収集しておくことが重要です。
そこで本記事では、まにわくの実績や利用者の声、安全性やリスクについてわかりやすく解説します。不動産クラウドファンディングを始めようか迷っている方、まにわくへの投資を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
まにわくは高利回りで短期運用ができる不動産クラウドファンディング

まにわくは、分配金を定期的に受け取れる不動産クラウドファンディングサービスです。短期型ファンドを中心に展開しており、平均利回りは8%以上と高水準で、劣後出資方式やマスターリース契約によりリスク軽減を行っています。
これまでに運用されたファンドすべてが元本毀損なく予定通りに運用終了しており、安定性と利回りのバランスが取れた、手堅い投資先として注目されています。まにわくの主な特徴は以下のとおりです。
順に見ていきましょう。
平均利回り8%以上の高利回り
まにわくは平均利回りが8%以上という不動産クラファン業界でもトップクラスの利回りを誇るサービスです。過去10件分のファンドの利回りを見てみましょう。
ファンド名 | 年利回り |
---|---|
まにわく26号 | 7% |
まにわく25号 | 7.9% |
まにわく24号 | 8% |
まにわく23号 | 8% |
まにわく22号 | 8% |
まにわく21号 | 8% |
まにわく20号 | 8.4% |
まにわく19号 | 8.4% |
まにわく18号 | 8.4% |
まにわく17号 | 8.4% |
このように、年利回りが8%を超えることが多い傾向にあります。多くの不動産クラウドファンディングサービスでは、3〜6%程度の利回りが一般的とされていますが、利回りを重視する投資家にとっては物足りなさを感じることも少なくありません。
その点、まにわくは、地方の収益性の高い不動産や短期運用型の案件を中心に取り扱うことで、8%を超える利回りを安定的に提供しています。
運用期間が短期(3~12ヶ月)中心
まにわくは、運用期間が3〜12ヶ月の短期運用案件が中心となっています。過去10件分のファンドの運用期間を見てみましょう。
ファンド名 | 運用期間 |
---|---|
まにわく26号 | 9ヶ月 |
まにわく25号 | 9ヶ月 |
まにわく24号 | 6ヶ月 |
まにわく23号 | 12ヶ月 |
まにわく22号 | 9ヶ月 |
まにわく21号 | 12ヶ月 |
まにわく20号 | 12ヶ月 |
まにわく19号 | 9ヶ月 |
まにわく18号 | 6ヶ月 |
まにわく17号 | 9ヶ月 |
このように、運用期間が1年以下の短期運用が多く組成されています。運用期間が短いということは、資金が拘束される期間も短く、必要なタイミングに合わせて柔軟に資金を活用できます。
さらに、銀行預金よりも高い利回りが期待できるため、しばらく使う予定のないお金の一時的な置き場としても有効です。たとえば、住宅購入や教育資金など、将来的に使う資金を短期間で効率よく運用したい方には、魅力的な選択肢といえるでしょう。また、長期ファンドと比べて、景気変動や金利上昇などのリスクを受けにくくなっています。
分配金を3ヶ月ごとに受け取れる
まにわくでは、すべてのファンドで四半期ごとに分配金が受け取れる仕組みが採用されています。多くのクラウドファンディングサービスでは、分配金は運用終了時に一括で支払われるのが一般的で、途中で利益を実感しにくいものです。
しかし、まにわくは四半期ごとに分配金が支払われるため、収益を短期間で実感でき、投資のモチベーション維持にもつながります。
また、受け取った分配金を再投資に回すことで、資産運用の効率も高まるのが魅力的です。
マスターリース契約で空室リスク軽減
まにわくはマスターリース契約を採用し、空室リスクによる収益の変動を抑える仕組みが整っています。
マスターリース契約とは、専門の賃貸管理会社が借上げ保証することで、たとえ空き室や家賃滞納が発生しても、一定の賃料を投資家に支払う仕組みです。通常、空室期間が長引くと収益が減少し、利回りが不安定になるリスクがあります。
しかし、マスターリース契約を導入することで、稼働率に左右されず、安定した分配金を受け取りやすくなります。こうした仕組みは、投資初心者や安定志向の投資家にとって安心材料となるでしょう。
まにわくの評判や口コミからわかる特徴
まにわくで実際に投資をしてみた方々の評判や口コミを元に、特徴を解説します。
投資の判断材料としてぜひ参考にしてみて下さい。
初心者だけど高い利回りも狙いたいという方におすすめ
「これからクラファン投資したいけど、利回りも取りたいって人にはfundropとみんなの年金、まにわくあたりがオススメです」
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上記の口コミから、不動産クラウドファンディング初心者でも高利回りを狙えるサービスとして、注目を集めていることがわかります。まにわくは平均利回り8%を超えています。では、他の不動産クラウドファンディングの平均利回りと比較してみましょう。
上記のように、他の不動産クラウドファンディングに比べて、まにわくは利回りが高い傾向にあります。さらに、マスターリース契約により空室などのリスクを軽減しているため、投資初心者でも安心感をもって始めやすいサービスといえるでしょう。
募集後の先着合戦にならないため有難い
「まにわく24号申込みました。
12時先着開始だけど14時過ぎても全然埋まってないですね。
先着合戦いつも負けるのでこれぐらいゆったり申込みできるとありがたいです。」
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「まにわく13号 償還
まにわく16号 早期償還
償還分を22号、23号へ振替。うまく資金が回り働いてくれている。
まにわくは利回りの割に競争率が低く投資しやすい。」
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不動産クラウドファンディングでは、人気案件が募集開始直後に即完売となる先着合戦が珍しくありません。
その中で、口コミにあるように、まにわくは比較的ゆとりを持って申し込みができる点が利用者にとっては魅力です。初心者にとっては投資に慣れるうえでもありがたいポイントといえるでしょう。
倍率200%越えで落選してしまった
「まにわく17号落選〜😇
倍率200%超えてる時点でヤバい気がしてたけど…🙄
とりあえずBATSUNAGUの抽選に申込ー
ここも倍率200%ぐらいになりそうだから落ちるかな?😅」
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上記の口コミから、まにわくは案件によっては応募倍率が200%を超えることが分かります。まにわくは高めに設定された利回りや、マスターリース契約による空室リスク軽減が評価されており、安定した収益を期待できると人気を集めています。抽選に外れるケースも増えてきていますが、それだけ信頼と実績がある証拠とも言えるでしょう。
人気ファンドへの投資チャンスをつかむためには、事前の準備が鍵となります。口座開設を早めに済ませておくことはもちろん、募集開始時刻の把握や事前の情報収集も欠かせません。
さらに、最新の募集情報を見逃さないために、公式サイトを定期的にチェックする習慣を持つことも大切です。
予定通りに償還された
「まにわく5号、本日償還されました。
元本棄損もなく、予定通りの分配金でした!
投資額:100,000円
募集時年利:10%
運用期間:3ヶ月
分配益:2,494円(税引前)」
X
上記の口コミから分かるように、まにわくは堅実な運用実績を積み重ねている不動産クラウドファンディングサービスです。
まにわくはこれまで15件のファンドが運用終了していますが、いずれも元本毀損なく、想定利回り通りに償還されており、高い安全性がうかがえます。短期かつ高利回りの投資機会を探している方にとっては、信頼性と実績を兼ね備えた魅力的な選択肢といえるでしょう。
まにわくのデメリットや注意点
投資判断にはメリットだけでなく、リスク要因もきちんと理解しておく必要があります。ここでは、まにわくの気を付けるべきポイントを3つ解説します。
順に見ていきましょう。
1口10万円と、他の不動産クラファンと比べると高い
まにわくは1口10万円と、他の不動産クラウドファンディングと比べると高めの設定となっています。他の不動産クラウドファンディングの最低投資金額を見てみましょう。
不動産クラファンサイト | 最低投資金額 |
---|---|
COZUCHI | 1万円 |
利回り不動産 | 1万円 |
LEVECHY | 1万円 |
CREAL | 1万円 |
みんなの年金 | 10万円 |
ヤマワケエステート | 10万円 |
TECROWD | 10万円 |
上記のように、1口10万円から投資可能な不動産クラウドファンディングもあれば、1口1万円の少額から投資できるものもあります。投資初心者や分散投資を重視する方にとっては、1口1万円から投資可能なサービスよりもややハードルを感じるかもしれません。
しかし、まにわくはこれまで元本毀損なしで予定通りに償還されており、高めの最低投資額に見合うだけの安定感と利回りの実績があります。
サービス開始から日が浅い
まにわくは、2023年5月7日からサービスを開始した、比較的新しい不動産クラウドファンディングです。2025年6月18日時点での累計募集実績は26件と、他の大手サービスと比較すると実績が少ない点がデメリットといえるでしょう。
また、サービス開始から日が浅いため、長期的な運用実績や不動産市況の変化に対する対応力など、未知数な部分が残されているのも事実です。現時点では、元本毀損や大きなトラブルの報告はなく、全ファンドが予定通りに償還されている点は心強い材料です。今後のファンドの拡充に期待しながら、実績の積み重ねに注目しましょう。
案件規模が小さく募集頻度も少ない
まにわくは、1件あたりの募集金額が数千万円程度と、比較的小規模な案件が中心です。
ファンド名 | 募集金額 |
---|---|
まにわく26号 | 38,400,000円 |
まにわく25号 | 20,700,000円 |
まにわく24号 | 36,400,000円 |
まにわく23号 | 40,800,000円 |
まにわく22号 | 30,600,000円 |
まにわく21号 | 34,200,000円 |
まにわく20号 | 65,900,000円 |
まにわく19号 | 57,500,000円 |
まにわく18号 | 13,500,000円 |
まにわく17号 | 77,800,000円 |
不動産クラウドファンディングの中には、億単位の大型ファンドを多数組成しているサービスもあります。
一方で、上記のようにまにわくは1件あたり数千万円規模の小型ファンドが中心となっており、比較的コンパクトな案件が多いのが特徴です。そのため、人気の高い案件ではすぐに満額となり、応募のタイミングを逃すと投資できないこともあります。
また、案件の募集頻度も少なく、常に新規ファンドが公開されているわけではない点もデメリットといえるでしょう。まにわくの過去10件分の募集頻度を見てみましょう。
ファンド名 | 募集期間 |
---|---|
まにわく26号 | 2025年6月15日~ |
まにわく25号 | 2025年4月14日~ |
まにわく24号 | 2025年3月3日~ |
まにわく23号 | 2025年2月3日~ |
まにわく22号 | 2025年2月3日~ |
まにわく21号 | 2025年1月9日~ |
まにわく20号 | 2024年12月2日~12月15日 |
まにわく19号 | 2024年12月2日~12月15日 |
まにわく18号 | 2024年12月1日~ |
まにわく17号 | 2024年11月1日~ |
上記の表を見ると、まにわくは基本的には月1件前後の募集頻度で、1ヶ月の間に3件のファンド募集があるときもあれば、1ヶ月1件もファンド募集がないときもあることが分かりますね。
案件規模が少なく、募集頻度も少なめなので、資金を積極的に運用したい投資家にとっては、待機資金が発生しやすくなる可能性があります。ただし、規模が小さい分、運営側の目が届きやすく、安定した運用につながっていることも考えられます。
まにわくは危ない?運営会社は信頼できる?
まにわくは、他社の平均利回りが3〜5%であるのに対し、8%を超える高い利回りを継続して提供していることから、「怪しいのでは?」「危ないのでは?」といった声が一部で見られます。
しかし、利回りが高いからといって即座にリスクが高いとは限りません。実際に、まにわくのファンドは劣後出資によるリスクコントロールがされており、これまでのところ元本毀損もなく、予定通りの償還実績が続いています。
そこで、まにわくを運営する会社の信頼性や実態について解説します。まにわくを運営する「株式会社 新日本コンサルティング」の概要は以下のとおりです。
運営会社 | 株式会社 新日本コンサルティング |
---|---|
代表 | 代表取締役 籾山敦輝典 |
資本金 | 1億円 |
設立 | 2005年(平成17年)7月21日 |
所在地 | 〒164-0013東京都中野区弥生町2-4-9ツナシマ第三ビル5階 |
許可番号 | ・宅地建物取引業者免許:東京都知事(3)第94029号 ・住宅宿泊管理業者免許:国土交通大臣(01)第F01683号 ・賃貸住宅管理業者:国土交通大臣(1)第5995号 ・建設業許可番号:東京都知事許可(般-3)第152624号 ・不動産特定共同事業免許:東京都知事第141号 |
過去の元本割れ | 0件(2025年6月時点) |
優先出資の可否 | 可(優先劣後方式を採用) |
最低投資額 | 10万円 |
まにわくは必要な各種許認可を取得し、運営体制やファンド情報も明確に公開されているなど、透明性の高いサービス運営がなされています。
また、過去に元本割れの実績もなく、全ファンドが予定利回り通りに償還されている点も安心材料です。さらに、劣後出資やマスターリース契約によりリスクを軽減する仕組みが整っており、総合的に見て信頼性の高い不動産クラウドファンディングサービスといえるでしょう。
まにわくの実績はどう?過去の募集ファンドの状況
「実際に儲かるのか?」という点は、多くの投資家が気になるポイントです。まにわくの過去ファンドの実績を見てみましょう。
組成ファンド数 | 26件(2025年6月時点) |
---|---|
償還済ファンド数 | 15件(2025年6月時点) |
運用期間 | 3~12ヶ月 |
平均利回り | 8%以上 |
まにわくは2023年5月のサービス開始以来、2025年6月時点で累計26件のファンドを組成し、すべて元本毀損なく償還。トラブルも報告されておらず、安定した運用実績があります。また、利回りも平均8%超と高水準を維持しており、短期運用で効率的にリターンを得たい方に向いています。
利回りの高さに不安を感じる方もいるかもしれませんが、過去の実績を見る限りでは、手堅い運用が行われているといえるでしょう。
まにわくと他社の不動産クラウドファンディングを比較
まにわくと主要な不動産クラウドファンディングとを比較し、違いを見てみましょう。なお、実績や利回りは2025年6月の情報に基づいています。
不動産クラウドファンディング | サービス開始年 | 組成ファンド数 | 最低投資金額 | 想定年利回り | 平均運用期間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
まにわく | 2023年 | 25件 | 10万円 | 7~10% | 3~12ヶ月 | ・中古アパートや戸建てなど、再生型の小規模物件が中心 ・マスターリース契約でリスク軽減 |
COZUCHI | 2019年 | 133件 | 1万円(短期運用型)、10万円(中長期運用型) | 4~10% | 6~2年超 | ・一部中途解約が可能 ・想定利回りを上回るファンドが多い |
CREAL | 2018年 | 131件 | 1万円 | 3~6% | 12~18ヶ月 | ・上場会社が運営 ・国内の商業施設やオフィス物件中心 |
上記3社は、優先劣後方式を採用した一定の安全性を保持している点が共通しています。中でもまにわくは、想定利回りが他の2社よりも高く、短期運用型の案件が多い点が魅力です。
ただし、他の2社と比較すると歴史が浅く、ファンド数が少ないため、常に投資機会があるとは限りません。それぞれのサービスの強みや性質を理解し、自分の投資スタイルに合ったサービスを選ぶことが大切です。
まにわくをおすすめできる投資家
まにわくは以下の方に向いています。
順に見ていきましょう。
短期で資金を回したい人
まにわくは、短期間で資金を回したい方にピッタリなサービスです。これまで組成されたファンドはすべて運用期間が1年以内で、特に3〜6ヶ月程度の短期案件が多く占めています。さらに、四半期ごとに分配金を受け取れる仕組みが採用されており、定期的なキャッシュフローを得たい方にも魅力です。
長期間の資金拘束に不安がある方や、不動産投資初心者でも気軽に始めやすく、資産の回転を意識した運用が可能です。
高めの利回りを狙いたいが、一定の安全性も欲しい人
まにわくは高めの利回りと一定の安全性のバランスを求める投資家にもおすすめです。まにわくの想定利回りは7~10%と業界平均より高めで、短期間で効率的なリターンが狙えるのが魅力です。
一方で、まにわくのファンドはすべて優先劣後出資方式を採用しており、万が一の損失が出た場合でもまずは運営側がリスクを負担する仕組みになっています。
また、物件の空室リスクに備えたマスターリース契約が取り入れられている点も安全性につながっています。これまでのファンドはいずれも元本割れなく、予定通りに償還されており、高利回りながらも比較的安心して取り組める内容です。リスクを抑えつつ、リターンもしっかり狙いたい方に、まにわくは有力な選択肢といえるでしょう。
地方の賃貸不動産に関心がある人
まにわくは、地方の賃貸不動産に関心がある方にとって魅力的なサービスです。これまでに組成されたファンドの多くが、地方都市の中古アパートや戸建て住宅を再生して貸し出すタイプの案件です。
大都市圏の物件に比べて、地方物件は取得コストが低く、利回りが高くなりやすい傾向にありますが、空室リスクや賃料下落などの不安もあります。
まにわくでは、そうしたリスクを抑えるためにマスターリース契約を導入しており、賃料収入の安定性を高めています。地方不動産に興味はあるけれど、自分で物件を買うのはハードルが高いと感じている方でも、少額かつ手間なく投資できる点が魅力です。
まにわくのキャンペーンやポイントサイト
不動産クラウドファンディングの中には、ポイントサイトを経由することで、ポイント還元を受けられたり、新規登録キャンペーンなどでお得に投資を始められるサービスもあります。
しかし、まにわくは2025年7月時点でポイントサイトとの提携や投資の還元制度は行っておらず、公式キャンペーンも実施されていないのが現状です。裏を返せば、派手なキャンペーンを行わず、堅実な運用に力を入れているともいえるでしょう。