利回りくんの評判や口コミは悪い?【2025年】

利回りくんとは?実際の評判は悪い?口コミや掲示板で「怪しい」と言われる理由も解説

利回りくんは、社会性やテーマ性のある不動産案件を豊富に扱う不動産クラウドファンディングサービスです。近年は著名人とのコラボ案件も話題で、単なる投資にとどまらず、社会貢献や地域創生などを支援するファンドが豊富で注目を集めています。また、楽天ポイントでポイ活ができる点も、魅力の一つです。

一方で、SNSや掲示板には「怪しい」といった口コミもあり、実際の評判が気になる方も多いのではないでしょうか。これは派手なプロモーションや著名人とのコラボが一因とも言われますが、実際は上場企業グループが運営する信頼性の高いサービスです。

本記事では、利回りくんの評判や口コミを元に、特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。ぜひ参考にしてみて下さい。

目次

利回りくんとは上場企業グループが運営する不動産クラウドファンディング

利回りくんとは上場企業グループが運営する不動産クラウドファンディング

利回りくんとは、東証スタンダード上場企業グループ「シーラホールディングス」のグループ企業「株式会社シーラ」が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。社会貢献や地域創生といったテーマ性の高い案件が多く、著名人とのコラボ案件もあり、話題になることが多いのも特徴です。ここで、利回りくんのおすすめポイント4つをご紹介します。

1口1万円かつスマホ完結5分で完了とハードルが低い

利回りくんとは、1口1万円から始められる不動産クラウドファンディングサービスです。スマホだけで手続きが完結し、約5分で登録できるスピード感が大きな魅力です。

スマホのカメラを使用する本人確認には、電子本人確認システム「eKYC」を導入しており、スムーズかつセキュリティ面でも安心です。

基本的にはスマホでの登録が手軽でスピーディーなため推奨されていますが、希望すれば郵送での本人確認にも対応しています。利用者のニーズに合わせて選べる柔軟さも嬉しいポイント。

利回りくんは、「安心」「簡単」「手軽」の3拍子が揃っており、投資初心者やハードルを下げて不動産クラウドファンディングを始めたい方におすすめです。

会員数No.1なうえに上場企業運営で安心できる

利回りくんは、東証スタンダード市場に上場している「シーラホールディングス」のグループ企業「株式会社シーラ」が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。上場企業グループによる運営という点で、企業の信頼性の高さは、大きな安心材料です。

利用者数は28万人以上業界で国内No.1の実績を誇り、多くの投資家に選ばれていることも分かります。また、日本マーケティングリサーチ機構が実施した、不動産クラウドファンディング領域における市場調査では、以下の期間で3年連続となる会員登録数No.1を獲得しています。

  • 2022年5月期
  • 2023年6月期
  • 2024年10月期

以上の信頼性と実績から、利回りくんは安心して利用できるサービスと言えるでしょう。

楽天ポイントが貯まる仕組みがあってポイ活ができる

利回りくんでは、投資ログインなど日常的なアクションを通じて楽天ポイントを獲得できるため、楽天経済圏を利用するユーザーに特におすすめです。楽天ポイントを貯めるには、利回りくんの会員情報と楽天ポイントの連携をする必要があります。楽天ポイント付与の主な条件と目安は以下の通りです。

方法条件・内容ポイント数の目安
新規登録+本人確認会員登録&本人確認完了50ポイント
初回投資初めてファンドに投資950ポイント
毎日ログイン利回りくん公式サイトにログイン1〜2ポイント
お誕生日月ログイン・過去に出資経験があり
・誕生日の前後3日間にログイン
100ポイント
お友達紹介(会員1人につき最大50名)紹介した友達が会員登録1人紹介につき500ポイント(最大25,000ポイント)

なお、利回りくん独自の「利回りくんコイン」もあり、投資時に1コイン1円として利用できます。運用終了後に使用したコイン分と利回り相当額が現金で振り込まれます。楽天PointClub経由で楽天ポイントを「利回りくんコイン」へ交換でき、ポイ活をさらに楽しむことが可能です。

また、初回出資額が20万円以上の場合は、1,500円分の「利回りくんコイン」がもらえる「投資家デビュー応援キャンペーンも実施中。初回投資の楽天ポイント950円分と合わせて、最大2,500円分の特典が受け取れるので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

著名人とのコラボも含めて案件数が豊富で選択肢が多い

利回りくんは、他社の不動産クラウドファンディングと比べて案件のラインナップが豊富です。特に、著名人とのコラボ案件や、社会課題地域活性化に取り組むテーマ性の高い案件が多く、投資を通じて社会貢献できるのも大きな魅力です。

実際に、以下のような話題性のあるファンドが公開されています。

ファンド名運用期間内容
Ocean Front Okinawa Yomitanson6ヶ月沖縄県読谷村のリゾートエリアのアパート開発案件
太陽光データエンターABURAJIMA5年太陽光発電×データセンターの複合プロジェクト
THE CHIKURA UMI BASE CAMP8年箕輪厚介氏プロデュースのリゾート施設開発
イヌネコヒルズ10年前澤友作氏プロデュースのペット共生型マンション
大樹町ロケットファンド10年〜20年ホリエモンが関わる北海道大樹町の宇宙産業支援型の超長期型ファンド

テーマ性のユニークさは利回りくんの大きな魅力の一つで、社会的意義や投資メリットを両立させたい投資家に特におすすめのサービスです。なお、一般的なマンション物件なども多いので、ファンドのラインナップは公式サイトでぜひチェックしてみて下さい。

利回りくんは怪しい?掲示板やSNSでの評判や口コミ

「利回りくんは怪しい?」という評判が気になる方もいるのではないでしょうか。実際、一部の掲示板やSNSでは、以下のようなネガティブな口コミが見受けられます。

これらの口コミには理由や背景があり、サービスの仕組みや特徴を正しく理解することが重要です。それぞれの評判について詳しく解説していきます。

1万円入れてログインを続けただけで5,000ポイント以上もらえた

そういえばいつもの習慣でログインしてたけど、今日から利回りくんのログインボーナスもらえなくなったんだよね…。
1万円をチマチマ投資してログインしてただけでこんなに楽天ポイント貰えました。ありがとう😭😭😭

X

ログイン時の抽選で500ポイントが当たった

利回りくん
初1等あたり😆

500Pはデカい👏

X

利回りくんでは楽天ポイントでポイ活ができるのが特徴です。以前は毎日のログインで楽天ポイントがもらえる「ログインボーナス制度」も提供されていましたが、2025年3月に廃止されました。これは投資家還元向上のための特典進呈ルール変更に関するお知らせに基づくもので、長期的に投資を続ける会員への還元を強化する方針です。

現在ログインボーナスは終了していますが、新規会員登録お友達紹介など、楽天ポイントが貯まる仕組みは継続されています。ポイ活と投資を両立したい方にも、引き続き魅力的なサービスと言えるでしょう。

各案件が任意組合か匿名組合かがわかりにくい

「知らずに任意組合案件に投資してる人いるんじゃないか?」

「ここはわかりづらいよね 確定申告になって初めて気付くやついるんジャマイカ」

ソーシャルレンディング投資の学校>利回りくん掲示板

利回りくんでは、各ファンドが「任意組合型」か「匿名組合型」か分かりづらいという口コミが見られます。実際に、スキームの種別は各ファンドページ内の「投資スキーム」タブにのみ記載されており、トップページや案件一覧では明示されていません。そのため、初めて利用する場合は見落としやすく注意が必要です。

ここで、簡単に確認方法をご紹介します。例えば、以下の「大樹町ロケットファンド第3号」ページで「投資スキーム」タブを開くと、任意組合型であることが確認できます。

同様に、以下の「第3期パークホームズ広島ボールパークレジデンス」のページでは「匿名組合型」と確認できました。

スキームの違いは確定申告や課税方法にも関わるため、案件ごとに「投資スキーム」タブで詳細を確認するほか、契約書面をしっかり確認することをおすすめします。

平均利回りが4.4%と低い

名前負けしてない?もっと利回り上げないと。

ソーシャルレンディング投資の学校>利回りくん掲示板

利回りくんの平均利回りは4.4%で、不動産クラウドファンディング業界の中では比較的控えめな水準です。そのため、「利回りくん」というサービス名から高利回りを期待していた投資家の中には、実際の利回りを物足りなく感じた方もいるようです。

とはいえ、利回りくんは短期〜中期の運用期間のファンドが中心で、元本の安全性安定した運用を重視している点が、利回りに反映されています。また、社会貢献型地域活性化をテーマとしたファンドも多く、利回り以上に「共感」や「支援したい気持ち」を重視する投資スタイルと相性が良いのが特徴です。

高利回りを重視する投資家には物足りないかもしれませんが、収益性だけでなく、意義ある投資を重視する場合には、おすすめのサービスと言えるでしょう。

劣後出資割合が低い案件がある

利回りくんは劣後出資がしょっぱいので最近投資してない。強羅は利回りはそこそこだけど劣後5%。1年あるなら10%は欲しい。

ソーシャルレンディング投資の学校>利回りくん掲示板

不動産クラウドファンディングには、万が一ファンドの損失が出た際に、まず事業者が出資分から損失を負担する「優先劣後構造」の仕組みがあります。利回りくんのファンドでは、劣後出資割合5%前後に設定された案件が多く、他社に比べてやや低めに設定されている点を不安視する口コミも見られます。

リスクの低さを重視する投資家にとっては、注目するべきポイントと言えるでしょう。投資を検討する際は、ファンドごとの劣後出資割合を確認した上で判断するのがおすすめです。

利回りくんを運営する株式会社シーラは怪しい?どのような会社?

利回りくんを運営する「株式会社シーラ」は、不動産クラウドファンディング業界において正規かつ大手の企業であり、いわゆる怪しい会社ではありません。シーラの親会社は東証スタンダード上場企業「シーラホールディングス」であり、グループ全体としても健全な運営体制を構築しています。企業概要は以下の通りです。

項目内容
設立年2010年9月29日
「利回りくん」サービス開始日2021年6月
主な免許・宅地建物取引業
・不動産特定共同事業
・マンション管理業
・一級建築士事務所東京都知事第66377号
事業内容・不動産クラウドファンディング
・不動産売買
・マンション開発、賃貸、管理及び仲介
・総合建設業

一方で、ポイント特典広告戦略著名人とのコラボ案件など、話題性のあるプロモーションが多いことから、SNSや掲示板では「怪しい」といった口コミも一部で見られます。このようなネガティブな評判は、企業体制の不透明さではなく、プロモーションのインパクトの強さや仕組みへの理解不足が誤解の原因であると考えられます。

「株式会社シーラ」は不動産クラウドファンディング以外にも幅広く不動産関連事業を展開しており、信頼性と実績を備えた企業です。そのため、利回りくんは安心して利用できるサービスと言えるでしょう。

利回りくんの案件は2種類!安全性やリターンが異なる

利回りくんの案件には、「匿名組合型」と「任意組合型」の2種類のスキームがあります。投資初心者にはリスクが限定される「匿名組合型」が適しており、「任意組合型」複雑な税務知識も必要とするため中級者〜上級者向けと言えるでしょう。

両者の違いを整理すると、以下の通りです。

項目匿名組合型任意組合型
初期費用なしなし
最小投資額1口1万円〜1口1万円〜
運用期間短期運用(数ヶ月〜数年程度の)中長期運用(3〜10年程度)
売却益なしあり
責任有限責任(投資した額以上の責任は発生しない)無限責任(投資した額以上の損失が発生する場合がある)
優先劣後方式ありなし
事業者倒産リスク出資金が全額返還されない可能性あり事業者が倒産しても不動産の権利が残り、別の事業者を立てて運用可能
税金対策なし現物不動産と同様に相続税圧縮効果あり
所有権登記事業者名義で登記業務執行組合員足理事長名義にて登記
分配金の課税区分雑所得不動産所得

ここで、「匿名組合型」と「任意組合型」それぞれの特徴や注意点について、詳しく解説するので参考にしてみて下さい。

有限責任の匿名組合型

「匿名組合型」は、運営会社が事業運営を行い、投資家は出資額に応じた分配金を受け取る方法です。短期の運用優先劣後出資方式により、リスクを抑えた投資が可能です。投資家は出資額までの有限責任で済むため、不動産クラウドファンディングが初めての方やローリスク志向の投資家にもおすすめです。

以下に、「匿名組合型」の特徴やメリット・デメリットをまとめました。

項目内容
特徴・数ヶ月〜数年の短期運用
・事業者名義で登記される
・優先劣後出資方式あり
メリット・出資額までの有限責任
・雑所得扱いで課税区分がシンプル
・源泉徴収ありで確定申告が基本的に不要
・不動産管理の負担がない
デメリット・不動産の所有権を持てない
・売却益や相続税対策の恩恵が少ない
・中途解約は原則不可で流動性が低い

「匿名組合型」は、売却益や節税効果を狙いたい投資家には物足りない面があります。一方で、手軽に不動産投資を始めてみたい方や少額で分散投資をしたい方におすすめです。

無限責任の任意組合型

「任意組合型」は、不動産の共有持分を直接保有できる投資方式です。運営会社はあくまで管理運営のみを担当する立場で、投資家自身がオーナーの一部となります。売却益の獲得や相続税対策などの節税効果も見込めるため、資産形成や税務対策を重視する中級者〜上級者向けの仕組みです。

一方で、無限責任で優先劣後構造がないことや、長期運用による資金拘束などもあり、一定の投資経験リスク耐性が求められます。以下に、「任意組合型」の特徴やメリット・デメリットをまとめました。

項目内容
特徴・3〜10年程度の中長期運用が中心
・理事長名義で登記され所有権の一部を保有
・優先劣後構造なし
メリット・物件売却益を得られる可能性あり
・不動産所得として節税や相続税圧縮が狙える
・物件の所有感が得られる
・事業者倒産時にも不動産が残る
デメリット・無限責任で出資額以上の損失リスクあり
・確定申告が必要で、税務処理が複雑
・長期運用で途中解約は原則不可

「任意組合型」は、売却益や税制メリットを重視する方や、不動産を資産として保有したい投資家に向いています。ただ、リターンが大きい分だけリスクや手間も伴うため、自分のリスク許容度資産状況投資目的をふまえて慎重に判断しましょう。

利回りくんの注意点やデメリット

利回りくんには魅力的な案件が多い一方で、注意しておきたいデメリットも存在します。中でも「劣後出資割合の低さ」と「利回りの控えめさ」は知っておきたいポイントです。それぞれ詳しく解説するので、参考にしてみて下さい。

劣後出資割合が5%や10%など低い案件もある

利回りくんのファンドは、劣後出資割合が低めに設定されている案件が多い点が注意ポイントです。劣後出資の割合が高いほど、万が一の損失時にも投資家の元本が保護されやすくなるため、出資割合はリスク判断における重要なポイントです。

直近10件のファンドの劣後出資割合を確認したところ、全て5%に設定されていました。

ファンド名劣後出資割合
第3期パークホームズ広島ボールパークレジデンス5%
DOTOWN 和田浦住宅Vol.125%
第3期ニュー上馬マンション5%
SYLA HOTEL箱根強羅5%
利回りくん短期運用ファンドVol.18アンサンブル大井5%
第2期浅草橋収益ビル5%
BREAKY HOTEL ANNEX5%
利回りくん短期運用ファンドVol.17 5%
第3期DOTOWN HOUSE Ocean Front5%
第3期Ocean Front Okinawa Yomitanson5%

また、過去には5%未満の低い割合が設定されたファンドも確認されています。

ファンド名劣後出資割合
第2期日中サービス支援型障がい者グループホーム「ビーハック八王子恩方町」3%
第4期シニアテックマンション3%
第1期サブスク別荘『WITH SEA』秋谷2nd2.5%

一方で、過去には例外的に10〜20%と比較的高い割合を設定した案件も一部存在します。いずれも短期運用型で、物件は東京都内のマンションでした。

ファンド名運用期間劣後出資割合
利回りくん短期運用ファンド3ヶ月(2023年3月〜2023年5月)20%
利回りくん短期運用ファンドVol.66ヶ月(2023年9月〜2024年2月)10%
利回り短期運用ファンドVol.111年(2024年3月〜2025年2月)10%

このように、現状の主流は5%前後であり、高水準の劣後出資は例外的と言えます。投資判断の際は利回りや運用期間だけでなく、劣後出資割合に注目することで、リスクを抑えた判断がしやすくなるでしょう。

4~5%と平均的な利回りの案件が多い

利回りくんの公式サイトによると、平均年利回りは4.4%で、不動産クラウドファンディング業界では標準的な水準です。そのため、年利5〜7%以上の高利回りを重視したい投資家は、やや物足りなさを感じるかもしれません。

実際に直近10件のファンドの利回りを平均すると、4.0%となっています。

ファンド名利回り
第3期パークホームズ広島ボールパークレジデンス3.5%
DOTOWN 和田浦住宅Vol.124.5%
第3期ニュー上馬マンション3.0%
SYLA HOTEL箱根強羅5.5%
利回りくん短期運用ファンドVol.18アンサンブル大井3.5%
第2期浅草橋収益ビル3.3%
BREAKY HOTEL ANNEX4.7%
利回りくん短期運用ファンドVol.17 3.5%
THE CHIKURA UMI BASE CAMP 追加募集Ⅳ4.0%
第3期DOTOWN HOUSE Ocean Front4.5%

一方で、高利回りを売りにしている不動産クラウドファンディングサービスでは、利回りと引き換えにリスクが高まる傾向もあります。利回りくんは、リスクを抑えた安定的な運用を重視する投資スタイルに適しているのが特徴です。

また、社会貢献や地域創生などテーマ性のある案件が多く、利回りよりも投資の意義を重視したい投資家に向いていると言えるでしょう。

利回りくんと他社の不動産クラウドファンディングの違いを比較

利回りくんと、他社の不動産クラウドファンディングサービスの特徴を比較してみましょう。実績は2025年7月時点の各公式サイトの情報を参考にしています。

不動産クラファンサイト平均利回り累計ファンド数特徴
利回りくん4.4%132件・テーマ性のある案件が多い
・楽天ポイントが貯まる
COZUCHI4〜13%133件・10%超の高利回り案件あり
・一部途中解約可能
・都心の物件が中心
CREAL5.7%133件・低リスクで安定志向
・情報開示が丁寧
・上場企業が運営
Rimple2.7〜4%103件・リアルエステートコインでポイ活可能
・運用期間は6ヶ月中心
トモタク6.71%107件・短期運用が中心
・トモタクポイントでポイ活可能

COZUCHIやトモタク利回りが高めで、バリエーション豊富な案件や短期運用ファンドが多く、高利回り重視の方に向いています。CREALやRimple安定性や情報開示に定評があり、堅実に運用したい方や透明性を重視する方に向いています。

Rimpleやトモタクは、利回りくんと同様にポイ活の仕組みを活用できるサービスで、投資をしながらお得感も欲しい方に特におすすめです。中でも利回りくんは、社会貢献性とポイ活ができるバランスの取れたサービスです。

それぞれのサービスの特徴を比較し、投資スタイルや目的に合わせて選んでみて下さい。

利回りくんに関するよくある疑問

収益が出たあとの確定申告は難しい?

利回りくんで収益が出たあとの確定申告は、ファンドのスキームが「匿名組合型」「任意型組合型」によって異なります。各スキームにおける申告手続きの違いを、以下にまとめました。

項目匿名組合型任意組合型
課税区分雑所得/総合課税不動産所得/総合課税
確定申告の必要性原則、分配金が20万円超の場合に必要原則、分配金が20万円超の場合に必要
源泉徴収あり(分配金から20.42%を自動徴収)なし(全て自己申告・納税)
必要書類年間支払調書や取引報告書(マイページから取得可能)組合決算報告書や損益分配書(運営から送付)
申告方法雑所得として分配金を記載不動産所得として組合書類を元に記載
申告・手続きの難易度・手間が少なく比較的簡単
・会社が調書を発行
・手間が多くやや複雑
・経費計上や所得区分の判断が必要

「匿名組合型」の場合は源泉徴収が自動で行われるため、申告の手間が少なく初心者でも対応しやすいのが特徴です。一方、「任意組合型」源泉徴収がなく不動産所得として自己申告が必要になるため、やや複雑で手続きに時間がかかる傾向があります。経費の計上や所得区分の判断も必要になる場合もあるため、確定申告に不慣れな方にとっては負担に感じられるかもしれません。

不安な場合や迷う点がある場合は、利回りくん公式サイトの問い合わせフォームから確認するのもおすすめです。

退会や解約は簡単にできる?

利回りくんの退会は、公式サイトにログインして簡単に手続きできます。ただ、退会時には以下の点に注意が必要です。

  • 出資中のファンドがあると退会できない
  • 退会後は登録情報の復元ができない
  • 書類や取引履歴は閲覧不可になる
  • 保持していた「利回りくんコイン」は有効期限に関わらず失効する
  • 同じメールアドレスで再登録しても情報は引き継がれず新規扱いとなる

また、原則として中途解約はできず運用終了後は満期まで資金を引き出せません。なお、「契約成立時書面」をWeb画面上で確認した日から8日以内であれば、クーリング・オフによる解約が可能です。

退会前には、出資中ファンドの有無や必要書類のダウンロード状況などを確認し、資金が拘束される仕組みや退会後に情報が見られなくなる点をしっかり把握しておきましょう。