NINE FUNDの評判や口コミ【2025年11月】利回り8%は怪しい?

NINE FUNDの評判や口コミ【2025年11月】利回り8%は怪しい?

最近、Xなどで話題の不動産クラウドファンディング「NINE FUND」。利回りの高さが魅力的で気になっているものの、実際の評判やリスクが心配という方も多いはずです。

そこで本記事では、NINE FUNDの口コミや評判、利用した体験談、特徴、他社との比較などを分かりやすく解説します。NINE FUNDへの投資を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

NINE FUND(ナインファンド)に実際に投資をした体験談

NINE FUND(ナインファンド)に実際に投資をした体験談

私はNINE FUND Vol.10に50万円を投資しています。他にも複数の案件に申し込みましたが、募集倍率が高く当選できたのはこの1件のみです。NINE FUNDは、高利回り・短期運用・高い劣後出資比率の3点がそろっており、安全性とリターンのバランスがとても魅力的だと感じています。

普段は1案件あたり30万円程度しか投資しませんが、NINE FUND Vol.10は内容が堅実だったため、今回は50万円投資してみました。

ただし、すべてが同じように堅い案件というわけではなく、なかにはキャピタルゲイン型のリスク高めのファンドもあります。今後も案件ごとの内容をしっかり確認しながら、堅実な運用を意識して投資していきたいと思います。

NINE FUND(ナインファンド)の掲示板やSNSでの評判や口コミ

掲示板やSNSでは、NINE FUNDに関して次のような口コミが見られました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

無事償還された

NINE FUND ナインファンド7号 300万償還
源泉徴収後48,056円の利益
3ヶ月だから充分

X(@Miining_)

NINE FUND Vol.4も償還してた
償還まで1か月って書いてあるけど早くしてくれた模様

X(@imk107234811401)

上記の口コミのように、NINE FUNDのファンドが「予定通り、または予定より早く償還された」という投稿が複数見られます。短期運用型であるにもかかわらず、実際に利益を得た投資家の報告がある点は、サービスの信頼性を感じさせる材料といえるでしょう。

また、利回りが想定どおり実現していることから、運営面の堅実さを評価する声も見られます。まだ運用実績の少ない新興サービスではありますが、こうした償還報告が増えていることは、利用者に安心感を与える要因になっています。

対象物件のハザードマップにおける浸水リスクの表記が甘い

現在募集中の案件で、洪水による浸水地域に立地しておりナインファンドに問い合わせたところ下記のと回答がありました。

札幌市浸水ハザードマップにおける対象不動産の所在地は、浸水時は想定0.5m以上3m未満の区域となります。
また、浸水リスクのプロジェクト概要への記載につきましては、他のリスクや掲載情報とのバランスを考慮し、今後は掲載すべきか社内で検討させていただきます。

今回募集案件で上記を明記しないことは残念です。
「他のリスクや掲載情報のバランスを考慮」という意味が分かりません。

投資判断のご参考まで。

私は今後この事業者には投資しないことにします。

不動産クラファン投資徹底サポート

一部の投資家からは、NINE FUNDのリスク開示姿勢に対する不信感も見られます。特に、対象物件が浸水リスクのある区域に位置しているにもかかわらず、その情報が公式ページに明記されていない点が問題視されています。問い合わせに対する運営側の回答からは慎重な姿勢がうかがえるものの、「他の情報とのバランス」という曖昧な表現に不満を抱く声も見られました。

投資家にとっては、リスクの明示こそが信頼性につながるため、今後の情報開示方針が注目されます。こうした指摘は、透明性を重視する投資家ほど敏感に受け止める傾向があります。

落選も多く、当たったらラッキーなレベル

NINE FUND落選😣

落選も多く、当たったらラッキーなレベル
X(@nodasan_1200)

NINE FUND Vol.9に当選しました㊗️
NINE FUNDさんは初出資です。
どうぞよろしくお願いします。🙏

X(@kumazou3594)

NINE FUND、当選、よっしゃ!😆

落選も多く、当たったらラッキーなレベル
X(@viviri_man)

SNS上では、NINE FUNDの当選、落選に関する口コミが多数見つかりました。中でも、人気案件では応募が殺到し、「落選した」「当たったらラッキー」という声が目立ちます。

実際に当選報告をする人もおり、抽選方式によって公平性は保たれているものの、希望するファンドに投資できる確率は高くないようです。こうした盛り上がりは、NINE FUNDが投資家の注目を集めている証拠とも言えますが、「投資したくてもできない」というもどかしさを感じる人も少なくありません。

NINE FUND(ナインファンド)は利回りと安全性が両立された不動産クラファン

NINE FUNDは、利回りと安全性のバランスに優れた不動産クラウドファンディングです。平均8%超の高利回り案件を中心に、劣後出資比率が40%以上と高く、リスクを抑えながら安定した収益を狙えます。運用期間は6ヶ月前後の短期型が多く、資金を早期に回収できる点も魅力です。

主に札幌の優良不動産を対象としたインカム型ファンドを提供しており、運営会社の信頼性や実績にも定評があります。毎月新しいファンドが募集されており、継続的な投資機会を得やすい点も特徴です。ここでは、NINE FUNDの特徴を以下の6つにしぼって解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

平均8%超の高利回り案件に投資できる

NINE FUNDでは、平均8%を超える高利回り案件が続々と登場しています。これまでの案件を見てみましょう。

案件名想定利回り
NINE FUND Vol.119%
NINE FUND Vol.108.5%
NINE FUND Vol.98.5%
NINE FUND Vol.87.9%
NINE FUND Vol.77.9%
NINE FUND Vol.67.9%
NINE FUND Vol.57.9%
NINE FUND Vol.47.9%
NINE FUND Vol.37.9%
NINE FUND Vol.29.0%
NINE FUND Vol.19.0%

上記のように、想定利回りは7.9〜9.0%と高水準で推移しており、Vol.2やVol.11では9%と、他社の平均利回りを上回る水準です。短期運用ながら高い収益性を目指せるため、効率よくリターンを得たい投資家から注目を集めています。

ファンドごとの利回りに大きなばらつきがないことから、安定的に高利回り案件を組成できる運営力も感じられます。高利回りファンドを探している方にとって、NINE FUNDは注目すべきサービスといえるでしょう。

劣後出資比率が平均40%以上と非常に高い

NINE FUNDでは、投資家保護の仕組みとして「劣後出資比率」が非常に高く設定されています。劣後出資とは、万が一の損失発生時に運営会社が先に損失を負担する仕組みで、この比率が高いほど投資家の安全性が高まります。ここで、過去のファンド実績を見てみましょう。

案件名劣後出資比率
NINE FUND Vol.1157%
NINE FUND Vol.1042%
NINE FUND Vol.964%
NINE FUND Vol.863%
NINE FUND Vol.730%
NINE FUND Vol.625%
NINE FUND Vol.544%
NINE FUND Vol.444%
NINE FUND Vol.350%
NINE FUND Vol.260%
NINE FUND Vol.160%

これらを平均すると約49%と、業界内でもトップクラスの安全性を誇ります。特に中盤以降のファンドでは50〜60%台の高比率が続いており、運営側がリスクを積極的に負担している点が特徴的です。

この構造により、投資家は元本毀損リスクを大幅に抑えつつ安定したリターンを狙うことが可能です。短期運用型でありながら、ここまで高い劣後出資比率を維持しているのは、NINE FUNDの誠実で堅実なファンド設計を示す表れといえるでしょう。

短期運用(6ヶ月程度)が中心で早期にリターンを得られる

NINE FUNDのファンドは、運用期間が比較的短期であることが大きな特徴です。ここで、過去のファンドの運用期間を見てみましょう。

案件名運用期間
NINE FUND Vol.1188日(約3ヶ月)
NINE FUND Vol.10122日(約4ヶ月)
NINE FUND Vol.9208日(約7ヶ月)
NINE FUND Vol.8186日(約6ヶ月)
NINE FUND Vol.793日(約3ヶ月)
NINE FUND Vol.6183日(約6ヶ月)
NINE FUND Vol.5184日(約6ヶ月)
NINE FUND Vol.4183日(約6ヶ月)
NINE FUND Vol.3184日(約6ヶ月)
NINE FUND Vol.297日(約3ヶ月)
NINE FUND Vol.1102日(約3ヶ月)

このように、過去のファンドを見ると、最短3ヶ月、最長でも7ヶ月程度での運用となっており、平均的には約5〜6ヶ月前後で償還される案件が多くなっています。短期運用型のファンドは、投資家にとって資金拘束が少なく早期にリターンを得られる点で魅力的です。特に、3〜4ヶ月で償還されるファンドは、資金回転の速さを求める投資家にもおすすめです。

また、6ヶ月前後のファンドは安定的な利回りと短期性を両立しており、リスク管理の面でも安心感があります。このように、NINE FUNDは短期間で成果を得たい投資家向けに設計されており、長期運用を避けたい方や、次の投資計画に早く資金を回したい方にも柔軟に対応できる運用期間となっています。

札幌の優良不動産に投資できるインカム型ファンド

NINE FUNDは、北海道・札幌エリアに特化した不動産クラウドファンディングサービスです。地域の不動産市場を熟知したグループが企画・運用を行っており、地元ならではの情報力とノウハウを活かした安定運用が期待できます。札幌の優良不動産を対象に、賃料収入を分配するインカム型ファンドを展開しており、堅実に資産を増やしたい投資家から支持を集めています。

運営会社の信頼性と実績による安心感

NINE FUNDを運営する株式会社ファクター・ナインは、北海道・札幌を中心に長年不動産事業を手掛けてきた会社です。地域に根ざした運用ノウハウを持ち、物件選定や管理の経験も豊富であるため、投資家にとって安心感があります。

また、過去11件のファンドのうちすでに5件が償還済みで、予定通りの運用が行われていることも確認されており、短期運用型でも信頼性の高さがうかがえます。このように、初めてクラウドファンディングに参加する方でも比較的安心して投資できる環境が整っています。

月1本のペースで募集がある

NINE FUNDでは、毎月1本のペースで新しいファンドの募集が行われています。

案件名募集開始日
NINE FUND Vol.112025年10月20日
NINE FUND Vol.102025年9月16日
NINE FUND Vol.92025年8月22日
NINE FUND Vol.82025年7月18日
NINE FUND Vol.72025年6月18日
NINE FUND Vol.62025年5月15日
NINE FUND Vol.52025年4月15日
NINE FUND Vol.42025年3月12日
NINE FUND Vol.32025年2月12日
NINE FUND Vol.22025年1月10日
NINE FUND Vol.12024年12月10日

2024年12月のVol.1から2025年10月のVol.11まで、毎月規則的に募集が開始されており、投資家は安定して資金運用の機会を得ることができます。このような定期的な募集は、資金計画を立てやすく次の投資タイミングを逃さない点で大きなメリットです。

また、募集間隔が一定であることで、投資家の心理的ハードルも下がり資金拘束や運用スケジュールを柔軟に調整しやすくなります。さらに、短期運用型のファンドと組み合わせることで、投資資金の回転率を高めつつ、安定した利回り獲得を狙える設計となっています。結果として、NINE FUNDは初心者から経験者まで、幅広い投資家にとって参加しやすいサービスだといえるでしょう。

NINE FUND(ナインファンド)のデメリットや注意点

NINE FUNDには、短期運用・高利回りな安全性の高いファンドに投資できるなどのメリットがある一方で、以下のようなデメリットや注意点も存在します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

抽選方式のため希望通り投資できない可能性がある

NINE FUNDでは、抽選方式を採用しているため、応募しても希望通りに投資できない場合があります。過去の募集倍率を見てみましょう。

案件名募集倍率
NINE FUND Vol.11139%
NINE FUND Vol.10226%
NINE FUND Vol.9219%
NINE FUND Vol.8171%
NINE FUND Vol.7210%
NINE FUND Vol.6138%
NINE FUND Vol.5237%
NINE FUND Vol.4208%
NINE FUND Vol.3212%
NINE FUND Vol.2659%
NINE FUND Vol.1457%

上記のように、毎回定員を超える応募があり、人気の高さがうかがえます。そのため、早めに申し込んでも抽選に外れることがあります。

一方で、抽選方式は公平性を保つ仕組みであり、先着方式のような焦りや精神的負担が少ない点はメリットです。希望額で投資するには、複数案件への応募資金計画の工夫が重要です。

新しいサービスゆえ実績が少ない

NINE FUNDは、運営会社が長年の不動産実績を持つとはいえ、サービス自体は比較的新しく、クラウドファンディングとしての運用実績はまだ十分とは言えません。そのため、過去にどれくらい予定通りの運用・償還が行われたかというデータが少なく実績を重視する投資家にとっては判断材料が限定される点がデメリットです。

一方で、運営会社は北海道・札幌を中心に不動産企画・管理を長年手掛けており、各ファンドの劣後出資比率も高く設定されるなど、投資家保護の設計には力を入れていることが安心材料です。実績は今後積み上がる段階であることを理解したうえで、リスク管理の一環として検討するのが適切でしょう。

運営会社のファクター・ナインの業績にやや不安材料あり

NINE FUNDを運営する株式会社ファクター・ナインは、長年北海道・札幌を中心に不動産事業を手掛けてきた信頼ある会社ですが、業績面ではいくつか留意すべき点があります。

まず、非上場企業であるため、財務情報や事業計画が公開される範囲に制限がある点です。株式市場での情報開示義務がないため、外部から正確な経営状況を確認するのが難しいという特徴があります。

さらに、直近の決算では赤字を計上した年があることも報告されており、短期的な業績変動のリスクが存在します。ただし、これらはあくまで経営上の注意点であり、NINE FUNDのファンド自体は、劣後出資比率の高さや短期運用型の設計など、投資家保護を意識した構造が取られています。

そのため、業績面の不安材料はあるものの、ファンド設計によって元本リスクを抑えつつ運用できる点が安心材料です。投資を検討する際は、運営会社の財務状況も理解したうえで、リスク分散や少額投資と併せて活用することが適切でしょう。

NINE FUNDの実績とファンド事例

ここでは、NINE FUNDのこれまでの実績と、過去に募集されたファンドの特徴を具体的に見ていきます。どのような案件が多く、どのような傾向があるのかを把握することで、今後の投資判断の参考になります。

Vol.6(2025年5月募集)

2025年5月に募集された「NINE FUND Vol.6」は、北海道札幌市西区・琴似エリアに所在する2階建て商業ビル「ファーストプラザ」を対象としたインカム型クラウドファンディングです。募集総額は8,000万円、1口10万円からの参加が可能で、運用期間は約6ヶ月想定年利回りは7.9%と高水準に設定されています。

物件は地下鉄・JR「琴似」駅徒歩4分という利便性の高い立地にあり、札幌都心から電車で10分圏内という副都心エリアに位置しています。飲食店・オフィスといった多様なテナントによる入居が見込まれ、駅近・視認性・交通利便性を兼ね備えた収益物件です。

リスク低減策も特徴的で、空室発生リスクに備え、運営会社グループとの空室保証契約を締結しています。また、優先劣後構造を採用し、運営会社が総事業費の約25%を劣後出資しており、万一の損失が生じてもまずこの劣後部分が吸収される仕組みです。

Vol.7(2025年6月募集)

2025年6月に募集された「NINE FUND Vol.7」は、運用期間わずか3ヶ月という短期型インカム型ファンドで、想定年利回りは7.9%と設定されました。募集方式は抽選制、最低投資額は10万円でした。

  本ファンドの対象は、札幌市中心部、大通駅から徒歩3分、すすきの駅から徒歩4分という好立地のタワーマンション2室で、賃料収入を分配原資とする安定志向のスキームです。  また運営会社が劣後出資を30%入れており、損失が生じた際にはまずその劣後出資部分が吸収される優先劣後構造が採用されているため、出資者に対してリスク軽減の設計がされています。  加えて、運用期間が短期間であることから、物件価格変動等の長期リスクを抑えるアプローチとも言え、初心者にもアプローチしやすい設計です。

総じて、本ファンドは「駅近築浅タワーマンション×短期運用×劣後出資あり」という条件のもと、札幌中心部という立地優位を活かしつつ、比較的明快な出口・構造を備えた不動産クラウドファンディングの一例といえます。本ファンドは既に運用終了し、償還されています。

Vol.8(2025年7月募集)

2025年7月に募集された「NINE FUND Vol.8」は、札幌市西区琴似にある賃貸マンション「メゾン16」を対象としたインカム型ファンドです。想定利回りは年7.9%運用期間は約6ヶ月と短期で、1口1万円で最小10口から投資が可能でした。

本ファンドの特徴は、劣後出資比率が約63%と高く、投資家の元本を守る仕組みが整っている点です。さらに、運用終了後は運営会社が物件を自社保有する買い戻し方式を採用し、市況変動による売却リスクを抑えています。

物件は地下鉄「琴似」駅から徒歩1分という好立地で、商業施設や病院など生活環境が整ったエリアです。安定した賃料収入が期待できる点も魅力です。一方で、金融機関の借入を併用しているため、万が一の債務不履行時には影響を受ける可能性もあります。

Vol.9(2025年8月募集)

2025年8月に募集された「NINE FUND Vol.9」は、札幌市白石区菊水に建設中の新築共同住宅を対象とした開発型ファンドです。想定利回りは8.5%運用期間は約7ヶ月と短期で、1口1万円で最小10口から投資可能でした。

本ファンドの大きな特徴は、売却先があらかじめ決まっている点です。運用終了後の出口戦略が明確なため、開発型ながらリスクを抑えた設計となっています。また、運営会社が総事業費の約64%を劣後出資として負担しており、投資家の元本を守る仕組みが整っています。

対象物件は、地下鉄東西線「菊水」駅から徒歩6分という利便性の高い立地で、札幌中心部へのアクセスも良好です。居住ニーズが安定しているエリアのため、需要面でも安心感があります。一方で、金融機関からの借入を併用しているため、債務不履行などが発生した場合には影響を受けるリスクもあります。

NINE FUND(ナインファンド)と他社の不動産クラウドファンディングとの違いを比較

NINE FUNDと似ている「らくたま」「COZUCHI」「FunFund」を比較してみましょう。

不動産クラウドファンディングサービス開始年組成ファンド数最低投資金額想定年利回り特徴
NINE FUND2024年11件10万円7.9~9%・劣後出資比率が高い
・札幌市内の物件に特化している
FunFund2024年11件1万円4.5~7%・インカムゲイン型案件が多い
・横浜市内の物件に特化している
らくたま2024年30件1万円5~6%・ベネフィット・ステーションが使い放題になる特典がある
・アップサイド配当を採用している
COZUCHI2019年137件1万円(短期運用型)、10万円(中長期運用型)4~10%・想定利回り上振れ案件が多い
・運用期間が幅広い

NINE FUNDは2024年にサービス開始した比較的新しい不動産クラウドファンディングで、短期運用かつ劣後出資比率が高い点が特徴です。対象物件は札幌市内に特化しており、地元の不動産市場に精通した運営体制が強みとなっています。最低投資金額は10万円、想定年利回りは7.9~9%と高めに設定されており、短期かつ高利回りの案件を希望する投資家に向いています。

同じく2024年にサービスを開始したFunFundは、横浜市内の物件に特化し、インカムゲイン型の案件が中心です。最低投資額は1万円からで、利回りは4.5〜7%とNINE FUNDより控えめですが、少額から分散投資しやすいのが魅力です。

また、らくたまは同じく2024年開始で、最低1万円から投資できます。利回りは5〜6%で、ベネフィット・ステーション利用など独自の特典があるのが特徴です。

COZUCHIは2019年開始で他の3社よりも運用実績が豊富です。短期型1万円、長期型10万円からの投資が可能で、想定利回り4〜10%の幅広い案件を扱っています。

比較すると、NINE FUNDは高利回り・短期運用・劣後出資比率の高さが他社と差別化できるポイントです。一方、FunFundやらくたまは少額から分散投資できる点が強みで、COZUCHIは運用件数や実績の豊富さで安心感があります。目的やリスク許容度に応じてサービスを選ぶと良いでしょう。

ポイントがもらえる?NINE FUND(ナインファンド)のキャンペーン

現在、NINE FUNDでは、新規登録や投資に伴うポイント付与や特典などのキャンペーンは実施されていません。また、これまで公式によるキャンペーンも確認されていません。しかし、将来的に新規登録者向けのキャンペーンが登場する可能性はゼロではありません。

ただし、キャンペーンを待つあまり、魅力的な投資案件を逃してしまうリスクもあります。NINE FUNDは短期・高利回りの案件が頻繁に募集されるため、投資機会はタイミング次第で変わります。そのため、ポイントや特典の有無にこだわるよりも、まずは会員登録を済ませておき興味のある案件にすぐに参加できる状態にしておくことが賢明です。

運営企業

日本会議室編集局は、日本全国・海外で多目的レンタルスペースを提供する「日本会議室」のコラムの編集チームです。会議室やイベントホールのご利用に役立つ情報に加え、不動産クラウドファンディングをはじめとする最新の投資関連テーマも分かりやすく解説。利用者の皆さまにとって信頼できる知識と気づきを提供することを目指しています。