2025年10月に登場した新しい不動産クラウドファンディングサービス「K-FUND」。
InstagramやXで話題になり、「利回りが高そう」「新しいけど気になる」と注目を集めています。一方で、「K-FUNDって怪しくない?」「悪い口コミはあるの?」と、実際の評判を知りたい人も多いでしょう。
不動産クラウドファンディングは、利回りの高さだけでなく、運営会社の信頼性や元本割れリスクの低さが重要なポイントです。K-FUNDは登場したばかりの新サービスだからこそ、他社との違いや安全性をしっかり見極めておきたいところです。
そこで本記事では、K-FUNDの評判、口コミ、特徴、運営会社の信頼度などを徹底解説します。副業感覚で安定した収入を狙いたい方、利回り重視で新しいサービスを探している方は、ぜひ参考にしてください。
インスタで話題のK-FUNDは怪しい?安全?

結論から言えば、K-FUNDは怪しい業者ではありません。運営会社は金融庁に登録済みの不動産特定共同事業者であり、法律に基づいた運営を行っています。
ただし、投資である以上、元本が保証されるわけではなく、リスクを理解したうえでの判断が必要です。
インスタなどで注目を集めているのは事実ですが、「高利回り」や「短期運用」といった魅力的な面だけでなく、物件内容や運営実績を確認することが、安全に利用するためのポイントといえるでしょう。
K-FUNDの1号ファンドは募集開始10分で応募率100%と超人気
K-FUNDの第1号ファンドは、募集開始からわずか10分で応募率100%に到達するほどの人気でした。先着順ではなく抽選方式であったにもかかわらず、あっという間に応募が埋まったことから、多くの投資家が注目していたことが分かります。
実質利回り18%、劣後出資比率20%以上という高い条件に加え、短期運用型という点が人気の理由と考えられます。まだサービスが始まったばかりにも関わらず、ここまでのスピードで満額応募となるのは非常に珍しく、今後の案件も同様に高倍率になる可能性が高いでしょう。
今後登場する第2号ファンドも高倍率が予想されるため、募集開始前に会員登録だけでも済ませておくのがおすすめです。
K-FUND(Kファンド)の掲示板やSNSでの評判や口コミ
掲示板やSNSから、K-FUNDについて以下のような評判や口コミが見つかりました。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
超人気で当たる気がしない
K-FUND、早くも試合終了のお知らせ
募集期間あと1週間もあるのに、すでに3倍超え、当たる気がまったくしない😂
X(@viviri_man)
K-FUNDの初号ファンドはかなり応募が集まってますね!
掲示板
抽選倍率はかなり高くなりそうです。
上記の口コミのように、第1号ファンドは募集開始から短期間で応募が殺到し、「当たらない」と話題になるほどの人気ぶりです。K-FUNDは、実質利回り18%という高利回りに加え、運用期間が短く、劣後出資比率も高めといった好条件がそろっているため、投資家の関心が集中しています。新サービスながら安心感とリターンのバランスが良く、抽選倍率が高くても応募する価値があるファンドといえるでしょう。
利回りジャンキー向け
初号ファンドの客寄せ案件!
X(@jblogpham)
【K-FUND】
年利18%相当で倍率高めになってますね😅
リスク承知の利回りジャンキー勢は突撃する人も多いと思います!
ちなみに今回
✅部分当選あり
となっているようです!
細かい抽選内容は不明なので、満額当選しても大丈夫な金額にしときや笑
初号ファンドから年利18%相当という高利回りで注目を集めたK-FUNDは、リスクを承知で高収益を狙う投資家の間で話題になっています。倍率も高く、抽選では「部分当選」が発生しているとの情報も見られます。
こうした高利回り案件は、短期的に大きなリターンを求める投資家にとって魅力的な一方で、当然ながらリスクも比例して高くなる点に注意が必要です。
公式から抽選方法などの詳細は公表されていないため、投資額のコントロールが欠かせません。満額当選しても安心できる金額に抑えておくのが安全策といえるでしょう。
なかなか良さそう
マンション用地開発ファンド(K-FUND1号)
ソーシャルレンディング投資の学校|AGクラウドファンディング(アイフル)掲示板 – 評判、口コミ、怪しさ
キャンペーン含めて考えると実質15.82%
K-FUND1号は、マンション用地の開発を目的とした案件です。開発型案件では、工事の進捗や販売状況によって収益が左右される可能性があり、他の安定型ファンドと比べてリスクが高い点に注意が必要です。とはいえ、初号案件としては話題性があり、短期間で高利回りを狙いたい投資家にとっては魅力的な選択肢といえるでしょう。
K-FUND(Kファンド)は高利回りな新進気鋭の不動産クラウドファンディング
K-FUNDは、2025年10月に登場した注目の不動産クラウドファンディングサービスです。
第1号ファンドから実質利回り18%という驚きの高水準を実現しながら、運用期間は1年未満と短く、短期で高いリターンを狙える設計になっています。さらに、抽選式なので、クリック合戦のように急いで申し込む必要がありません。
また、劣後出資比率が20%以上と高めに設定されており、万が一のリスクにも備えられています。都市開発などを数多く手がけてきた株式会社カワムラ建設が運営しており、実績のある会社が運営している点でも、安心して始めやすいサービスといえるでしょう。ここでは、K-FUNDの特徴を以下の5つにしぼって解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1号ファンドは実質利回りが18%と高利回り
1号ファンドの予定利回りは年12%と高水準ですが、さらに出資額の3%をキャッシュバックするキャンペーンが実施されており、半年で償還される点を加味すると実質年利は約18%です。短期で高利回りを狙えることから、投資家の注目を集めています。
今回のキャンペーンはサービス開始を記念した初号ファンド限定の特典と見られます。投資家への還元を通じて知名度を高める狙いがある一方、マンション開発型の案件は販売状況や進捗に左右されるリスクがあるため、安定型ファンドよりもややリスクは高めです。とはいえ、初号案件で利回りを重視した積極的な設計は、運営側の本気度を感じさせます。高リターンを狙う場合でも、満額当選しても安心できる範囲で投資額を抑えるのが安全策です。
運用期間が1年未満の短期ファンド
1号ファンドの運用予定期間は2025年10月31日から2026年4月30日までで、1年未満の短期ファンドです。資金を長期間拘束されずに済む点が大きな特徴で、投資後すぐに資金を回収できるため、次の投資に素早く回せるメリットがあります。
また、期間が短いため、利回りが高くても短期間でリターンを確認できるのも魅力のひとつです。短期間での運用を希望する投資家や、資金を柔軟に運用したい人にとって、こうした短期ファンドは検討しやすい選択肢といえるでしょう。
部分当選ありの抽選式なのでクリック合戦にならない
K-FUND1号は、人気の初号ファンドであるため倍率が高くなることが予想されます。しかし、今回の募集は「部分当選あり」の抽選式で行われるため、先着順のようなクリック合戦にはなりません。
全額当選できなくても、一部だけの当選が可能な仕組みとなっており、資金の分散や投資金額の調整がしやすくなっています。この方式は、倍率が高くても一部投資のチャンスが残るため、初めて応募する投資家や、資金管理を重視したい投資家にとっても参加しやすいメリットがあります。抽選に外れるリスクはありますが、人気案件でも公平に申し込める設計となっている点が安心材料です。
劣後出資比率が20%越えと高く安心
借入額も含めた総事業費の割合は以下のとおりです。
| 区分 | 金額 | 割合 |
|---|---|---|
| 優先出資 | 100,000,000円 | 33.6% |
| 劣後出資 | 28,000,000円 | 9.4% |
| 借入 | 170,000,000円 | 57.0% |
借入を除いた劣後出資割合は以下のとおりです。
| 区分 | 金額 | 割合 |
|---|---|---|
| 優先出資 | 100,000,000円 | 78% |
| 劣後出資 | 28,000,000円 | 22% |
劣後出資比率が22%と高く、投資家にとって安心感のあるファンド構成となっています。劣後出資とは、運用中に万が一損失が発生した場合、まず事業者側が自己資金で損失を負担し、優先出資者の元本を保護する仕組みです。
今回の案件では、借入を除いた資金構成において事業者が約2割以上を劣後出資として拠出しており、これは投資家よりもリスクを多く取っていることを意味します。さらに、借入を含めた総事業費の中でも劣後出資は約9.4%を占めており、自己資金をしっかり投入している点からも、事業者の本気度と安全性への配慮が感じられます。短期運用ながらもリスクを最小限に抑えたい投資家にとって、安心して参加しやすい案件といえるでしょう。
都市開発事業に長けた株式会社カワムラ建設が運営
K-FUNDを運営するのは、都市開発事業に豊富な実績を持つ株式会社カワムラ建設です。長年にわたり不動産開発や再生事業を手がけてきた企業で、土地の仕入れから建築・販売まで一貫して行える体制を整えています。そのため、エリアの特性や市場ニーズを踏まえた堅実な事業計画を立てられる点が強みです。
また、都市部での開発ノウハウを活かし、利便性の高い立地を中心に安定した収益を見込める案件を選定している点も安心材料といえるでしょう。豊富な経験と実績を持つ事業者が運営していることで、プロジェクトの実行力やリスク管理体制にも期待が持てるファンドです。
K-FUND(Kファンド)のデメリットや注意点
K-FUNDには短期間で高リターンが狙える、劣後出資比率が高いなどのさまざまな魅力がある一方で、以下のようなデメリットや注意点に気を付ける必要があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1口10万円からとハードルは高め
K-FUNDの最低出資額は1口10万円からと、ややハードルが高めに設定されています。1万円単位から投資できる他の不動産クラウドファンディングサービスと比べると、初めての投資や少額での分散投資を考える方にとっては参加しづらく感じるかもしれません。
ただし、ある程度まとまった資金を投じる分、応募者の質が安定しやすく、プロジェクト運営側も長期的な信頼関係を築きやすいという面もあります。また、劣後出資比率が高くリスクが抑えられているため、安心して一定額を預けたい投資家にとっては、堅実な選択肢となるでしょう。
登録時にエラーが起こりロックされることがある
登録時にエラーが起こり、アカウントがロックされてしまうケースが報告されています。現在、K-FUNDではeKYCというオンライン本人確認システムを採用しており、この仕組みの関係で「離脱してしまうと5日間再申請ができなくなる」というエラーが発生する場合があるようです。
具体的には、本人確認の途中でブラウザを閉じてしまったり、「戻る」ボタンで離脱してしまう、あるいは確認画面を長時間放置してしまうと、システム側がセキュリティの都合で申請を一時ロックしてしまう仕組みです。この状態になると、5日間は再申請ができなくなり、ログインや登録が進まなくなってしまいます。
もしこのような状況になった場合は、K-FUND公式サイトの「お問い合わせフォーム」からサポートに連絡しましょう。その際、「お名前」「メールアドレス」を明記し、「再申請不可または5日間ロック解除希望」と記載すれば、対応してもらえるとのことです。本人確認手続きはセキュリティ上厳格に管理されていますが、焦らずに一度の操作で完了できるよう、通信環境の安定した場所で手続きを進めるのがおすすめです。
アップサイド配当はない
本ファンドでは「アップサイド配当」の仕組みは採用されていません。運用益が想定を上回った場合でも、投資家が受け取る分配金はあらかじめ設定された予定利回りに基づいて支払われるため、利益の上振れ分が配当として反映されることはありません。
ただし、もともとの実質利回りが約18%と非常に高水準であるため、アップサイド配当がなくても十分に納得感のある設計です。リターンの上振れこそないものの、安定した分配が期待でき、想定利回りの段階で他ファンドを大きく上回る収益性を備えています。リスクを抑えつつ高利回りを狙いたい投資家には、むしろバランスの取れた魅力的な案件といえるでしょう。
【利回り10%超?】K-FUND(Kファンド)の2号ファンドの噂
公式サイトではまだ詳細が明かされていないものの、実は株式会社カワムラ建設の代表インタビュー内で2号ファンドについて触れられていました。インタビューによると、2号ファンドが対象とするのは、株式会社カワムラ建設が所有する中央区新富の土地で、現在は飲食店が営業しています。将来的には、首都高速道路株式会社による買取に応じる予定であり、該当土地は同社の事業計画に明記され、Webサイトでも計画が公開されています。
公式発表前の段階ではあるものの、運営会社が所有する土地を活用する案件であることから、投資家にとって透明性が高く、信頼性のある案件設計が期待できるでしょう。今後の正式リリースで、利回りや運用期間などの具体的な条件が明らかになるのが注目ポイントです。
K-FUND(Kファンド)の募集頻度は1〜2ヶ月に1本ペース
K-FUNDの募集頻度について、代表インタビューでは「1〜2ヶ月に1件のペースでファンドを組成したい」との意向が語られています。これは、1号ファンド、2号ファンドと立て続けに案件を組成してきた流れを踏まえ、年間を通して定期的に投資機会を提供していきたいという方針を示しています。ただし、株式会社カワムラ建設は少人数体制で運営しているため、社内リソースの状況次第では、このペースが変動する可能性もあるとのことです。
投資家の視点から見ると、1〜2ヶ月に1件程度の募集頻度は比較的安定しており、次回の案件を見逃さずに参加できるメリットがあります。一方で、社内リソースによっては募集が前後することもあるため、最新情報の確認や公式アナウンスへの注意は欠かせません。定期的なファンド組成を目指す方針は、投資機会の継続性という面で安心感を与えるポイントといえるでしょう。
K-FUND(Kファンド)と他社の不動産クラウドファンディングとの違いを比較
K-FUNDを同じく高利回り案件を多く取り扱うFUNDI、ヤマワケエステート、おうち再生ファンドVIFAと比較してみましょう。
| 不動産クラウドファンディング | サービス開始年 | 組成ファンド数 | 最低投資金額 | 想定年利回り | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| K-FUND | 2025年 | 1件 | 10万円 | 12% | ・新興サービスだが注目度が非常に高い |
| FUNDI | 2024年 | 8件 | 1万円 | 8~12% | ・開発や再生系の案件が多い ・透明性の高い情報公開 |
| ヤマワケエステート | 2023年 | 250件以上 | 1万円 | 9.5~23% | ・値上がり益を狙うキャピタル型中心 ・ハイリスク・ハイリターン志向向け |
| おうちの再生ファンドVIFA | 2024年 | 11件 | 1万円 | 10~12% | ・物件立地や種類などが比較的詳しく記載されている ・抽選方式と先着方式の両方を採用 |
これら4社はいずれも高利回り案件を扱う新興系サービスという共通点があります。ただし、投資スタイルやリスク許容度に応じて性格は大きく異なります。
K-FUNDは都市開発事業に特化したファンドで、劣後出資比率20%超という高い安全設計が特徴です。利回り約12%と高水準ながらも、リスクをできるだけ抑えた堅実な構成となっています。
FUNDIは不動産再生・開発型の中堅プレイヤーで情報開示の透明性が高く、安定感を重視する投資家に向いています。
ヤマワケエステートは圧倒的な案件数と高利回りを誇りますが、キャピタルゲインを狙う設計のため、短期的な価格変動リスクが大きい傾向にある点に注意が必要です。また、償還遅延も一部で確認されており、ハイリスク・ハイリターン志向の投資家におすすめです。
一方、おうちの再生ファンドVIFAは社会性や地域貢献要素を兼ね備えた利回り型で、抽選方式と先着方式の両方を採用しているため、確実に申し込みたい人と運試しで狙いたい人の両方に対応しています。空き家や古民家の再生を通じて地域価値を高めるという社会的意義もあり、単なる利回り目的にとどまらず、「応援型の資産運用」をしたい層にも支持されています。
K-FUNDはまだ1号案件のみですが、都市開発×高劣後比率という組み合わせは珍しく、「利回りジャンキー」かつ「リスク管理を重視する投資家」にとって有力な選択肢といえるでしょう。
K-FUND(Kファンド)がおすすめできる人
K-FUNDは短期間で高利回りを狙え、抽選方式を採用しているため、以下のような方におすすめです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
利回り10%超のファンドに投資をしたい方
K-FUNDは、想定利回り12%と高水準のリターンを狙える不動産クラウドファンディングです。業界全体では利回り10%を超える案件は限られており、短期間で効率的に利益を得たい「利回り重視派」の投資家に最適です。運用期間は半年程度と短く、資金を長期間拘束されずに済む点も魅力といえます。
都市開発事業をベースに劣後出資比率が高めに設定されているため、リスク管理もしやすく、安心感を持ちながら高利回りを追求できます。高利回り案件を中心にポートフォリオを組みたい方に、K-FUNDは注目の選択肢です。
クリック合戦を避けたい会社員の方
K-FUNDは部分当選ありの抽選方式を採用しており、人気ファンドでありがちな「先着順のクリック合戦」を避けられる点が大きな魅力です。忙しい会社員や仕事中にタイミングを合わせるのが難しい方でも、平等にチャンスがあるため安心して応募できます。
また、少額から投資可能な仕組みなので、無理なく複数案件に分散投資することも可能です。効率よく高利回りファンドに参加したい方にとって、K-FUNDはストレスなく投資できる選択肢と言えるでしょう。
半年程度の短期間で償還を受けたい方
K-FUNDはまだ1件しか案件が出ていませんが、1号もインタビューで触れられている2号も、運用期間は半年程度と短めに設定されています。そのため、資金を長期間拘束されたくない投資家に向いています。
短期で償還されるため、利益をすぐに現金化して次の投資に回すことも可能です。また、短期運用ながら利回り12%と高水準を目指せる点も大きな魅力です。都市開発案件をベースにリスク管理も考慮されているため、短期間での回収と高利回りを両立させたい投資家にとって、効率的な資金運用が可能な選択肢となります。
