PayPay銀行住宅ローンの評判はどう?審査・手数料・金利も解説

PayPay銀行住宅ローンの評判はどう?審査・手数料・金利も解説

マイホームの購入のため住宅ローンを探している人が多いと思いますが、金利の低さが評判のネット銀行の住宅ローンに魅力を感じている人も多いでしょう。

ネット銀行が提供している住宅ローンも多々ありますが、金利の安さに加え申込時のわずらわしさが少ないのがPayPay銀行の住宅ローンです。

書類はスマホで提出ができ、一般団信の上乗せ金利もないため手続きが簡単に申し込め、健康状態に不安を感じている方も申し込みやすいです。

そこで本記事では、PayPay銀行住宅ローンの特徴や評判、メリット・デメリットを紹介していきます。

PayPay銀行の住宅ローンは審査が厳しい?といった口コミもありますが、本当なのか実際の申込要件などからご紹介します。

PayPay銀行住宅ローンについて

PayPay銀行の住宅ローン

数ある住宅ローンの中から、PayPay銀行のものを選ぶか検討している方もいますよね。

ですが、何の知識もなく申し込むよりは、PayPay銀行の住宅ローンの基本的な情報を知っていた方が、実際に検討する時に便利でしょう。

最初にPayPay銀行の住宅ローンの金利や手数料など、基本的な情報から解説します。

PayPay銀行の住宅ローン金利

PayPay銀行の住宅ローンで適用される金利は、住宅ローン商品や金利タイプによって様々です。

まず金利が比較的低い変動金利は、以下のようになっています。

 

金利タイプ

自己資金

金利

新規借り入れ

10%以上

年0.250%

10%未満

年0.290%

借り換え

年0.290%

PayPay銀行公式サイトより)

PayPay銀行の住宅ローンを新規借入で利用する場合、自己資金(頭金)を物件価格の10%以上準備しておくことで、金利が下がります。

例えば物件価格が5,000万円の場合は500万円用意すると適用金利が下がり、0.290%→0.250%へ変わります。

0.040%の金利が減少すると数万円〜数十万円という単位で総額の利子に違いが生じるため、PayPay銀行の変動金利タイプの住宅ローンを利用する場合は、10%の頭金を用意しておくことを意識しましょう。

続いて固定金利は以下の通りです。

固定金利の期間

自己資金10%以上で新規申し込みする場合の金利

自己資金10%未満で新規申し込みする場合の金利

借り換えする場合の金利

2年

年0.815%

年0.880%

年0.880%

3年

年1.055%

年1.120%

年1.120%

5年

年1.175%

年1.240%

年1.240%

10年

年1.365%

年1.430%

年1.430%

15年

年1.965%

年2.030%

年2.030%

20年

年2.145%

年2.210%

年2.210%

30年

年2.255%

年2.320%

年2.320%

35年

年2.305%

年2.370%

年2.370%

PayPay銀行公式サイトを参考に作成)

固定金利についても自己資金が10%以上あれば、自己資金が10%未満や借り換えの場合よりも若干低い金利で融資してもらえます。

35年の場合で0.06%の差があるため、例えば4,000万円を35年掛けて返す場合でも総支払額で比較した場合、約58万円の差が出ます。

PayPay銀行の住宅ローンの金利推移

PayPay銀行では最近数年分の変動金利の推移状況が公開されています。

詳しくは以下の通りです。

 

改定時期

基準金利

2019年7月

年2.315%

2019年10月

年2.315%

2020年1月

年2.299%

2020年4月

年2.299%

2020年7月

年2.280%

2020年10月

年2.280%

2021年4月

年2.280%

2021年10月

年2.280%

2022年4月

年2.280%

2022年10月

年2.280%

2023年4月

年2.280%

2023年10月

年2.280%

PayPay銀行公式サイトを参考に作成)

基本的に毎月のように見直されてはいるものの、全体的には2.2~2.3%台で推移し下がって来ている傾向です。

特に2020年7月以降は、年2.280%で固定されています。

ただ、変動金利は経済動向に応じて変動するため、常に固定されるわけではありません。

いつまた変わるか分からないため、常に最新の情報を入手するようにしてください。

PayPay銀行の住宅ローンの手数料

住宅ローンを利用する際、金融機関が代理で申し込み手続きや借入金額のチェックなどを行ってくれるため、利用する金融機関へ支払う手数料が必要です。

PayPay銀行の住宅ローンは利用する際、事務取扱手数料や証明書発行手数料、変更手続き手数料、繰上げ返済時に必要な手数料があります。

事務取扱手数料は住宅ローンの総返済額に含まれ初回でまとめて支払い、借入金額の2.2%分が発生します。

例えば2,000万円借り入れる場合は2.2%分に当たる4万4,000円です。

次に借入後に発生する手数料に、繰り上げ返済手数料・証明書発行手数料・変更手数料があります。

繰り上げ返済手数料は、毎月の返済とは別にまとめて支払う繰り上げ返済で発生する手数料で、繰り上げ返済を行わない方では発生しません。

PayPay銀行の場合、残高の一部を繰り上げ返済する場合に限りネット受付で手数料が発生しません。

一部繰り上げ返済を電話で申し込む場合は1度に月5,500円、全額を繰り上げ返済する場合は3万3,000円掛かります。

PayPay銀行を利用している方で繰り上げ返済を検討される方は、手続き・手数料の両面からもネット経由で申し込むとお得です。

住宅ローンの利用1年目は確定申告を行う必要があり、確定申告時には控除証明書が欠かせません。

確定申告を行うための控除証明書は無料で発行でき、追加融資や借り換え・相続手続き時に必要なローン残高証明書は1通につき440円、完済証明書は1,100円発生します。

PayPay銀行の住宅ローンの団信

PayPay 銀行の住宅ローンでは6種類の団体信用生命保険が提供され、具体的には以下のようになっています。

プラン名

上乗せ金利

対象年齢

主な内容

一般団信

なし(0%)

65歳未満

死亡・所定の高度障害状態、6ヶ月以内の余命宣告時に住宅ローン残高を全額保障

一般団信プラス

(がん先進付)

なし(0%)

51歳未満

・一般団信の保障内容+がんの診断確定で100万円の給付金

・がん先進医療を受けた際の治療費(1回最高500万円、上限1000万円)

がん50%保障団信

なし(0%)

51歳未満

一般団信+がん(所定の悪性新生物)の診断確定で住宅ローン残高の半分保障

がん100%保障団信

+0.1%

51歳未満

・一般団信+がん(所定の悪性新生物)の診断確定で住宅ローン残高の全額保障

・給付特約あり

がん100%+10疾病保障団信

+0.3%

51歳未満

・がん100%保障団信+10種類の生活習慣病で180日継続入院した場合に住宅ローン残高全額保障
・給付特約もあり

ワイド団信

+0.3%

51歳未満

・健康上の理由があっても加入できる可能性があるプラン

・保障内容は一般団信と同じ

基本的な一般団信に加え、がん先進特約が付いた「一般団信プラス」や、がんになった際に残高の半額分が保障される「がん50%保障団信」が無料で利用できます。

さらに、金利を0.1%上乗せすることで、がんになった場合にローン全額が保障される「がん100%保証団信」を利用できます。

他にもがんや10種類の生活習慣病で住宅ローンが全額保障される「がん100%+10疾病保障団信」や、健康上の理由のある方でも入れる「ワイド団信」もあります。

いずれも上乗せ金利が0.3%で済むため、例えば3,000万円を35年間2.0%の金利で返す場合であれば、総返済額が200万円程度増えてしまいますが万が一に備えて生活・返済できます。

口コミ・評判から判明!PayPay銀行住宅ローンのメリット

PayPay銀行の住宅ローンを考えているのなら、どのようなメリットがあるのか気になりますよね。

PayPay銀行の住宅ローンのメリットを知っておくと、今後本格的に検討する際に役に立ちます。

主なメリットが以下の3つです。

口コミ・評判から判明!PayPay銀行住宅ローンのメリット

日本初のネット銀行でネット銀行業界内でも低金利が特徴

まずPayPay銀行の住宅ローンは、ネット銀行業界でもとりわけ低い金利が設定され、変動金利で年0.250%、固定金利(10年)で年1.365%です。

変動金利はネット銀行の平均で年0.3~0.4%程度と言われているため、PayPay銀行のものは平均と比べても大幅に低いと言えます。

他の金融機関に比べ、低金利を提供しているネット銀行同士で比べれば、auじぶん銀行の0.219%よりは高いものの、住信SBIネット銀行の0.298%より低いです。

一方固定金利についてもネット銀行全体の平均が年1.100~1.500%台とされている中、PayPay銀行のものはだいたい中間程度です。

ソニー銀行の1.140%やauじぶん銀行の1.195%に比べると見劣りしますが、イオン銀行(年1.395%)や楽天銀行(年1.855%)よりも低いため、低金利でありながら、団体信用生命保険・サービスなど総合的に充実した住宅ローンを利用したい方におすすめです。

審査スピードが早く仮審査は最短即日結果が分かる

次にPayPay銀行の住宅ローンは、審査スピードが早い点も魅力です。

PayPay銀行でも他行と同じく事前審査(仮審査)と本審査を行い、事前審査でも最短即日、遅くても5日以内に終わります。

本審査も3~10営業日で終わるため、事前審査と合わせても最短1~2週間程度で完了します。

特に急ぎで住宅ローンを借りたい方には大変便利な点です。

保証料・印紙代、団信保険料がゼロ円

さらにPayPay銀行では保証料・印紙代、団信保険料が掛かりません。

印紙代については、住宅ローンの契約をすべてオンライン上で完結できるため、印紙費用が発生しないです。

団信保険料についても、一般団信だけでなく一般団信プラス(がん先進医療付き)やがん団信50%保障も無料で付いてきます。

がんの治療にも十分備えられるため、今後の返済でがんに備えておきたい方に向いています。

保証料や印紙代などが発生する普通の銀行に比べて余計なコストを抑えられる分、初期費用を含めた総返済額を圧縮できるのが魅力です。

口コミ・評判から判明!PayPay銀行の住宅ローンで知っておきたいこと

PayPay銀行の住宅ローンを前向きに考える際、注意すべき点も知っておくと申し込む前から用心できますよね。

PayPay銀行の住宅ローンで知っておきたい注意点やポイントが以下の2つです。

PayPay銀行の住宅ローンで知っておきたいこと

新規借り入れは自己資金に応じて金利が下がる

まず新規借り入れで住宅ローンに申し込む場合、自己資金の割合によって金利を下げられます。

PayPay銀行では申し込む時点で物件価格の10%以上を自分で用意すれば、変動金利が0.04%、固定金利が年0.065%下がります。

変動金利で4,000万円を借りて35年で返そうとする場合、年0.250%と0.254%では総支払額で3万円程度の差です。

35年分で3万円の差となるとかなり微々たる数字ですが、今後の負担を少しでも減らしたい場合は、極力自己資金を用意すると良いでしょう。

定額自動入金サービスが便利でメインバンクの変更が不要

加えてPayPay銀行の場合、定額自動入金サービスも用意されています。

定額自動入金サービスでは、毎月の住宅ローン返済分が自動的にPayPay銀行の口座に移転させられる仕組みです。

このサービスを使わない場合、毎月のように自分でPayPay銀行の口座に振り込まなければいけません。

面倒さのあまり、わざわざメインバンクをPayPay銀行に切り替える方もいるでしょう。

しかし定額自動入金サービスを使えば、メインバンクを変更しなくても確実に返済分を支払えます。

支払い忘れも防げるため、引き続きPayPay銀行以外でメインバンクを使いたい方にとって便利です。

口コミ・評判から判明!PayPay銀行の住宅ローンのデメリット

PayPay銀行の住宅ローンについて調べていると、デメリットがないのか気になりますよね。

実際PayPay銀行の住宅ローンにも以下のデメリットがあるため、メリットと合わせて知っていくと、実際に使うかどうかを落ち着いて考えられます。

PayPay銀行住宅ローンのデメリット

対象物件の規定が厳しい

まずPayPay銀行の場合、対象物件の規定が厳しめです。

融資してもらえない物件が幅広いため、自分が購入しようとしている物件の性格を確認した上で申し込む必要があり、親族同士で売買する物件・店舗併用住宅かセカンドハウスかなどが確認されます。

他行では店舗併用住宅やセカンドハウスにも使えるローンがある分、PayPay銀行でお金を借りられるケースは限定されると考えて良いでしょう。

合わせて新築購入ではなく物件を借り入れる場合も、条件によっては融資を受けられません。

物件の所在地・面積・状況次第では融資の対象外となるため、実際に申し込む前によく確認してください。

雇用形態によっては申し込めない

次にPayPay銀行の住宅ローンは雇用形態によって申し込めない点もデメリットです。

PayPay銀行では、正社員や公務員のような安定収入を得ている方を主に対象としています。

一方、フリーランスを含む自営業者・個人事業主や法人の代表者、親族企業の従業員は申込めません。

もし自営業者や個人事業主として申し込みたい場合は、PayPay銀行以外の金融機関を検討してください。

5年ルールと125%ルールが適用されない

さらにPayPay銀行の変動金利タイプの住宅ローンには、5年ルールや125%ルールが適用されない点も痛いところです。

両方とも急激な金利変動の影響で、負担が大幅に増える状態を避けるためにあり、5年ルールは金利が上昇しても5年間は同じ返済額を維持するもの、125%ルールは返済額が見直されても前回の125%以内の上げ幅(最大25%の上昇)で抑えるものです。

ただ、PayPay銀行の場合はいずれも適用されないため、急激な金利変動によっていきなり返済額が大幅上昇する場合があります。

変動金利タイプに申し込む際は急な返済額の増額リスクがあることを理解した上で、他行と合わせて検討してください。

PayPay銀行住宅ローンが向いている人とは

PayPay銀行の住宅ローンを考える際、自分に向いているのかで悩む方もいますよね。

以下の2点に当てはまるようであれば、前向きに検討してみると良いでしょう。

低金利を重要視している

まずPayPay銀行は、金利の低さを軸に住宅ローンを探している方におすすめです。

PayPay銀行は変動金利・固定金利ともに、ネット銀行の中では比較的低い部類に入ります。

住宅ローンでは金利が低いほど、実際に借りた金額に上乗せされる利息も少なくなります。

利息を抑えられれば、全体的な総返済額や月々の返済額も下がるため、返済期間中に負担を軽くしながら返していけます。

住宅ローンを使って新居を購入したいが、できるだけ返済の負担を軽くしたい方におすすめです。

手続きをオンライン完結したい

加えて手続きをオンラインで完結させたい方にもPayPay銀行が向いています。

PayPay銀行は実店舗がない代わりに、手続きをすべてオンラインで行えます。

スマホ・パソコンやネット回線さえ用意できれば、都合の良いタイミングに手続きできます。

職場での休み時間や休日の空き時間を使って申し込める上に、24時間いつでも申し込みを受け付けている点でも便利です。

実店舗のある銀行のようにわざわざ足を運んだり、店舗で長い時間待つ手間も掛かりません。

普段忙しかったり、手続きを手早く済ませたかったりする方にとっても、PayPay銀行は便利に使える存在です。

PayPay銀行の住宅ローン金利借り換え

PayPay銀行の住宅ローンでは2023年12月現在、借り換えを対象にした金利引き下げキャンペーンを行っています。

2024年3月12日までに住宅ローンの事前審査を済ませて、6月28日に借り換え手続きが完了した方が対象です。

借り換えキャンペーンでは通常年率0.349%となっている金利を、0.059%引き下げて0.290%としています。

この金利は自己資金10%未満で新規借り入れする際の変動金利と同じ水準です。

借り換えでPayPay銀行の住宅ローンを利用したい方は、お早めの申し込みをおすすめします。

PayPay銀行住宅ローンの審査について

PayPay銀行の住宅ローンに申し込むつもりなら、審査の厳しさや日数も一緒に知っておきたいですよね。

PayPay銀行の住宅ローンの場合、審査の内容は以下の通りです。

審査結果が分かるまでの日数

まず審査結果が分かるまでの日数から見ていきましょう。

なおPayPay銀行の住宅ローンでも、他行の場合と同じく事前審査と本審査の2段階で行われる仕組みです。

事前審査の期間

事前審査はPayPay銀行公式サイトの「住宅ローン申込ナビ」から簡単に申し込めます。

スマホでも申し込めるため、自宅以外の場所からでも気軽に手続きできるのが便利なところです。

事前審査は最短で即日、長くても5営業日で結果が送信されます。

手続きの際に登録したメールアドレスに届くため、届き次第メールをチェックしましょう。

本審査の期間

事前審査を通過すると、次に本審査を受けます。

本審査は申し込み手続きに加えて、必要な書類(本人確認書類や収入証明書類など)の提出や、団信への申し込みも済ませてから始まるルールです。

本審査は最短で3営業日、遅くとも10営業日以内で完了します。

本審査が終了すると、登録済みのアドレスに結果メールが届くため、確認してください。

なお本審査を通過した時点でPayPay銀行の口座がない場合は、口座開設手続きも済ませます。

審査は厳しくて本審査に落ちる方も多い?

PayPay銀行の住宅ローンで審査について調べると、「厳しい」「落ちた」というワードもよく見かけます。

実際に審査は厳しいのかPayPay銀行の審査基準から確認していきましょう。

 

  • 申し込みの時点で年齢が20歳以上70歳未満(20~69歳)
  • 安定収入がある(正社員や会社員が望ましい・自営業者はNG)
  • 対象の物件が基準に合っている(店舗併用住宅やセカンドハウスはNG)
  • 勤続年数が長く、年収も400万円以上
  • 信用情報が著しく傷ついていない(他社借り入れが多くない・延滞歴がないなど)
  • 深刻な持病がない

 

安定収入があるかや年齢・健康に関する点は他行でも審査基準となります。

ただ雇用形態や融資の対象物件で制限が設けられている点では、他行に比べて基準が厳しめです。

加えて事前審査は通過できても本審査で落ちる方もたまにいます。

事前審査はAIが行うため、AIに登録された基準さえ満たしていれば通過できますが、本審査となると、勤続年数が半年以下と短すぎたり融資希望額が物件価格以上だったりすることで落ちることがあります。

運良く事前審査を通過できても、本審査を通過できるわけではないため、油断せずに審査に臨んでください。

PayPay銀行住宅ローンのシミュレーション

PayPay銀行の住宅ローンを利用した場合、どのように返済が進んでいくのかも気になりますよね。

変動金利と固定金利の場合とに分けて、試しに見てみましょう。

なお両方とも4,000万円を35年掛けて返していく場合で紹介します。

PayPay銀行住宅ローン変動金利0.250%の場合のシミュレーション

まず年0.250%の変動金利で借りた場合から見ていきましょう。

もし0.250%で借りて、特に何の金利変動がない場合のシミュレーションが以下の通りです。

 

年月(5年刻み)

総返済額の残高

月返済額

総返済額

4,177万9,475円

9万9,475円

5年後

3,449万7,729円

9万9,475円

10年後

2,892万6,254円

9万9,475円

15年後

2,328万4,702円

9万9,475円

20年後

1,757万2,195円

9万9,475円

25年後

1,178万7,845円

9万9,475円

30年後

593万742円

9万9,475円

35年後

0円

9万9,475円

 

4,000万円を0.250%で借りて35年間で返していく場合、月々の返済額は9万9,475円です。

順調に収入を増やしていれば、着実に返していけるでしょう。

続けて当初の金利が0.250%だったものの、10年目以降から金利が0.5%に上昇した場合も 見ていきます。

 

年月(5年刻み)

総返済額の残高

月返済額

総返済額

4,271万4,674円

9万9475円
(10年目より10万2,592円)

5年後

3,449万7,729円

9万9475円

10年後

2,892万6,254円

10万2,593円

15年後

2,342万6,546円

10万2,593円

20年後

1,778万7,644円

10万2,593円

25年後

1,200万6,008円

10万2,593円

30年後

607万8,022円

10万2,593円

35年後

0円

10万2,593円

 

変動金利0.250%で変動なしの場合に比べて総返済額で100万円近く、月々の返済額も3,000円程度増える計算です。

0.25%上昇した場合で上記の程度の代わり具合ですが、より大きく増えた場合は返済額が増えやすい点に注意してください。

PayPay銀行住宅ローン固定金利1.365%の場合のシミュレーション

続けて固定金利1.365%の場合でシミュレーションします。

 

年月(5年刻み)

総返済額の残高

月返済額

総返済額

5,033万5,066円

11万9,846円

5年後

3,538万6,242円

11万9,846円

10年後

3,044万6,780円

11万9,846円

15年後

2,515万8,612円

11万9,846円

20年後

1,949万7,144円

11万9,846円

25年後

1,343万6,027円

11万9,846円

30年後

694万7,047円

11万9,846円

35年後

0円

11万9,846円

 

変動金利年0.250%の場合に比べて金利が高い分、総返済額・月返済額ともに高めです。

ただ完済時まで同じ金利が適用される分、金利の変動で突然総返済額が何百万円や1,000万円も増えることは基本ないため、毎月落ち着いて返していけます。

まとめ

本記事ではPayPay銀行の口コミや評判、メリット・デメリットを借り換え時に発生する手数料や普段の金利など総合的に確認して紹介してきました。

PayPay銀行の住宅ローンはネットバンクが提供していることもあり、低金利で利用できることが特徴としてあり、団信生命保険への加入も無料でできるなど金利の低さだけでなく保証・サービスが充実した住宅ローンです。

申込時の雇用形態・物件の審査がやや厳しい傾向にあるといったデメリットもありますが、金利の低いと健康状態に不安を感じている人はそれ以上にメリットを感じることもできる住宅ローンです。

 

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